これはアウト?セーフ? 甥っ子がお盆の集まりに着てきたTシャツ→祖母に怒られ脱がされた

竹中  友一(RinToris) 竹中 友一(RinToris)

「お盆にゴーストバスターズの服着てる親戚がめちゃくちゃに怒られて脱がされてた」

お盆は、ご先祖様の魂があの世から戻ってきて、それを家族でお迎えする行事です。そんなお盆にまつわるエピソードを、コスモ・オナンさん(@chikazukuze)さんが「X」(旧Twitter)に投稿、22万以上のいいねが付く反響を呼びました。

『ゴーストバスターズ』といえば、1984年に一作目が公開されて以降、40年近くにわたって愛され続けるアメリカのコメディ映画シリーズ。お化け退治の専門家たちの活躍を描いており、作中に登場する可愛いゴースト(お化け)たちも人気となりました。

そんな『ゴーストバスターズ』のビジュアルをあしらった服を、お盆に着ていたというコスモ・オナンさんのご親戚。結果、怒られて、その服を脱がされてしまったそうです…。

遅れてきた甥っ子の格好に一同が驚愕

『ゴーストバスターズ』の服を着ていたのは、コスモ・オナンさんの甥っ子さんでした。

親戚一同が実家に集まり、お坊さんにお経をあげてもらっていた時のこと。甥っ子さんが遅れてやってきました。その時の甥っ子さんの姿に、親戚一同はびっくり。

「祖母が慌てて脱ぐようにジェスチャーをしました」(コスモ・オナンさん)

すぐに服を脱がされてしまっていたという甥っ子さん。幸い、仏壇の方を向いていたお坊さんには、そんな服を着ていたことはバレなかったようです。

しかし、お坊さんが帰ったあとで、「こら!なんか変な空気になるやろ」と、叱られてしまったという甥っ子さん。しばらくの間、「やってしまった…」というような顔で、謝ることもできずにうなだれていたそうです。

可哀想な気もしますが、ご先祖を迎え弔うお盆の時期に「お化け退治」をモチーフにした柄の服を着ていたと考えると、ご親戚が怒るのも無理からぬことのようにも思えます。

アウト?セーフ?リプ欄にはさまざまな意見

このようなコスモ・オナンさんの投稿に、「X」のユーザーたちは大爆笑。

「この夏一番の笑いをありがとうございます」
「不謹慎だけど笑ってしまった」
「着てる本人がバスターズされてて草w」
「お盆ですからねー。ある意味ナイスチョイス」

など、リプ欄にもたくさんのコメントが寄せられました。また、「お盆」に「ゴーストバスターズ」の服を着てくることへの見解について述べる人もいました。

「バスターしちゃ悲しいすね」
「『お盆』に『ゴースト』を『バスター』したらマズいでしょうね」
「ゴーストを迎える日だからですかね」
「確かに今の時期バスターしちゃダメですよね!」
「ご先祖様たちが危ない!」

さすがにアウトだという声多数。確かに、せっかく帰ってきたのに「退治」されてしまうと考えると、ご先祖様が可哀想です。ですが、その一方で、セーフなのではと考える人も多くいました。

「いやー、ご先祖はゴーストじゃなくて、、、成仏してるから」
「故人は仏様なので、GHOSTとはちょっと違う気がします」
「いやこれ対象は日本人以外の幽霊だから」
「バスターされるのはもはや悪霊化なのよ」

仏教を信仰している人が多い日本では、人は死ぬと仏様になるとされています。そう考えると、退治されてしまうゴーストとご先祖様は、異なる存在であると考えることもできます。「ご先祖様を悪霊と一緒にしないで!」という声があってもおかしくはありません。

人によって、アウトかセーフかの見解はさまざまのようですね。

コスモ・オナンさんも甥っ子さんも『ゴーストバスターズ』が大好き

それにしても、なぜ甥っ子さんはあのような場面で、あえて『ゴーストバスターズ』の服を着てきたのでしょうか。

コスモ・オナンさんによると、実は「シンプルに『ゴーストバスターズ』のキャラクターが好きだったようで、普段からよく着ていました」とのこと。

コスモ・オナンさん自身も、同作は大好きで、よくレンタルビデオ店で借りて観ていたそうです。さらに、コスモ・オナンさん、驚くべきことを教えてくれました。

さらに、なんと甥っ子さんが着ていたゴーストバスターズの服、コスモ・オナンさん本人が買ってあげたものだったそうです。

「(親戚に)叱られているのを見て、吹き出しそうになりながら心の中で謝っていました」(コスモ・オナンさん)

ここにきて、元凶が投稿者ご本人だったという衝撃の事実が発覚(笑)。しかし、コスモ・オナンさんはこうも話されます。

「でもお盆に着ていたとしても、先祖も多分怒らないだろうしOKだと思っています。わたしが先祖なら好きな作品だし嬉しいかもしれません」

  ◇  ◇

小学生の頃からお化けが出てくる作品が好きで、『ゴーストバスターズ』でも人間くさいゴーストたちが大好だというコスモ・オナンさん。占い師や小説執筆などの活動をされています。

「自身初の短編小説集『全部を賭けない恋がはじまれば』(ひろのぶと株式会社)という本を出しました(※稲田万里名義)。ひとりの女性にまつわる生と性が絡み合った内容になっています。占いの仕事も『X』(旧Twitter)から受け付けています」とのことでした。

■コスモ・オナンさんの「X」(旧Twitter)はこちら
 →https://twitter.com/chikazukuze

■コスモ・オナンさんの短編小説集『全部を賭けない恋がはじまれば』はこちら
 →https://www.amazon.co.jp/dp/4801492614

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