「エアリズムだと思って着てた」→よく見ると実は! 意外にも「あるある」の声多数、見分け方アイデアも

金井 かおる 金井 かおる

 ユニクロのエアリズムといえば、汗を吸収し、すぐに乾く生地が夏に人気のシリーズ。男女とも下着からアウターまで豊富なラインナップを展開しています。SNSユーザー「S子」さんも愛用者の一人。しかしS子さんはつい先日、とんでもないことに気付いてしまいます。

 「エアリズムだと思って着てたやつヒートテックだった!!!!!!?!?」

 真夏の真っ只中に着用していたタンクトップをふと見ると、ユニクロの冬用機能性インナーヒートテックだったというのです。驚いたS子さんは写真とともに自身のSNSに投稿。衝撃の出来事は瞬く間に拡散され、3.9万を超えるいいねがつきました。

 まいどなニュース編集部では、S子さんに話を聞きました。

──投稿が拡散されています。

 「びっくりです。『あるある〜』って意見がたくさんあり、共感が多いのかなという印象です。友達とのいいネタになりました」

──真夏に冬用のヒートテックを着てしまった原因は。

 「タンクトップのタイプだったので気付かずに…です。正直、持ってたっけというレベルです(笑)。もしかしたら買う時から間違えていたのかも…」

──無意識に選んで着用していたと。着ていて暑くはなかったですか。

 「毎日暑いので、ヒートテックを着たから余計暑いってことはないと思います(笑)。そう言われてみたらなんか暑いかもって言う…よくある気持ち的な」

──何年も愛用していたんでしょうか。

 「5年前の製品だと引用リツイートされてましたが、いつ買ったのか覚えてません。なので何年着てるのかもわかってません。買ったことすら覚えてません(笑)」

 S子さんの投稿を読んだユーザーからは、「あるあるです」「私もよくやります」「最近同じことやった」「毎年やらかします」「逆パターンもある」「着心地似てますよね」「ヒートテックもエアリズムも黒しか買ってないから引き出しの中で混ざりがち」など、共感する声が多数投稿されています。

 見分け方のアイデアとしては、「ヒートテックのタグには赤いマークを付けてる」「背中のプリント文字をよく見てから着てる」「ヒートテックは長袖、エアリズムは半袖かタンクトップを購入している」といった声がありました。

「エアリズム」は1年を通じた着用を提案

 ユニクロのヒートテックは2003年発売。薄いのに暖かいと人気を呼び、発売15年目を迎えた2017年には累計販売枚数約10億枚を記録しました。毎年、機能やデザインをアップデートし、2022年はアウターも含め全98型のラインナップを販売しました。一方、エアリズムは2012年発売。2023年の最新モデルは全96型に上ります。

 エアリズムは夏場に重宝するものと思いきや、同社公式サイト内のHOW TOコーナーには「夏だけじゃない!秋冬など寒い季節にもエアリズムは暖房や汗対策におすすめ」という記事がありました。

 「エアリズムは夏に着るもの、ヒートテックは冬に着るもの、というイメージはありませんか?確かに機能性を考えればその考えも当然です。しかし、実はエアリズム、秋や冬にも活躍するのです」とし、暖房が強い場所にいる人や暑がりの人、スポーツをする人などに向けて、冬場のエアリズム着用を提案。「暑い季節に大活躍してくれたエアリズム。衣替えの時に片づけてしまわずに、ぜひ秋冬にも活用してみてください」と紹介しています。

 しかしさすがに、真夏にヒートテックを着用するという提案はありませんでした。

 連日、猛烈な暑さが続いています。うっかり高機能の冬用インナーを着てしまわないように、体調管理にはご注意ください。

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