愛犬と散歩をしていると、日々いろんな光景を目にします。さまのすけさん(@runningpeacock)がX(旧:Twitter)に投稿した動画に映っていたのも、そんなお散歩中の「忘れられない一コマ」でした。
お散歩中、橋の上から「川」をじ~~っと見つめていた、ゴールデン・レトリバーの男の子、ロキシーくん。まさに釘付け状態でロキシーくんが凝視する視線の先にあったのは……なんと、水面に浮かぶ「セクシーな何か」。
オスのわんこも「セクシーな何か」は気になるのか?そんな愉快な妄想でリプ欄は大いに盛り上がりました。
男同士の思い出
「目が釘付けやないですか」
「つーか、見過ぎ」
「あはは、男同士…」
「アミ取りに行こうか?」
なんとも人間味あふれる様子を披露してくれたロキシーくんは、先月、6歳になる直前に急逝。さまのすけさんにとって、ロキシーくんは男同士の大切な相棒でした。「#田舎のドブ川には男のロマンが落ちている」という、楽しいハッシュタグをつけていたさまのすけさんに、ロキシーくんとのお散歩中の一コマについて、お話を伺いました。
「スケベ犬」⁉︎ 実は「純粋に水面観察が好きな犬」
ーーこの川はいつものお散歩コースだったのでしょうか?
「はい。動画は2020年2月4日に撮影したのですが、当時2歳半だったロキシーのお気に入りの散歩コースでした。近くにある中学校の通学路なのですが、当時、なぜかこの川にはよくこういう物が捨てられていたんです。ロキシーはもともと水面をボーッと眺めるのが好きな犬で、ここにやって来ては水面を眺める、というのがいつものルーティーンだったのですが、この日はたまたまこんな物が浮いていた、という感じですね」
ーー「セクシーなお姉さん」が浮かんでいたからじゃないんですね(笑)。
「タイムラインでは結構、『スケベ犬』として盛り上がってましたが(笑)、ロキシーがこの橋の上から水面を眺めるのはいつものことだったので、普段から眺めている川にたまたまそういうものが浮かんでいた、という事実を知っていただけると、多少はロキシーの尊厳も保てるかな(笑)。ただ、通行人の方から、『お、今日は何を眺めてるんだ?』みたいに話しかけられた時は恥ずかしかったですね……」
◇ ◇
川を眺めることが大好きだったというロキシーくんについて、「最後まで人間臭い笑顔と仕草を絶やさない子でした」と、さまのすけさん。旅立った後も、大好きな飼い主さんとたくさんの方を笑顔にしてくれる、最高にチャーミングなわんちゃんだったようです。