生誕祭ライブに観客1人?会場に響く野太いコール アイドルに聞いた「1年前から私を推してくれる方です」

竹内 章 竹内 章

「【悲報】生誕祭開いたけどお客さんが1人しか来なかったアイドル」というツイッター(現X)への投稿が話題です。卒業ライブを行った うしおゆりなさんによるもので、風船で飾り付けられたステージの上に立つうしおさんを、1人の男性がサイリウムを振って応援しています。えっ、卒業ライブなのに…うしおさんに聞きました。

うしおさんはアイドル業界に入って3年ほど。グループで活動したり、撮影会を開いたり、ライブを主催してきました。名古屋を拠点にソロアイドル活動を重ね、7月30日には名古屋市のライブハウス「鶴舞DAYTRIP」で、生誕祭と卒業ワンマンライブを開催しました。

お客さんは本当に1人だったのでしょうか。気をもんでいると、うしおさんはその後、詰めかけたファンとの記念写真をSNSに公開。よかった!ネタだったですね…。話を聞きました。

「1年ほど前から推してくれる方です」

ーーお客さんが1人…はネタだったんですね。安心しました

「アイドル界隈をご存じでない方からしたら信じてしまった方も多く投稿が拡散したことに驚きました」

ーー当日は盛況だったんですね

「集合写真を見て少ないと受け止める方もいるかもしれません。でも私にためにここに集まってくれたファンの方がいると考えたらとてもありがたいことです。動画の中で1人で応援していた方は1年前くらいから私のことを推してくれ、ライブにたくさん足を運んでくれています!」

動画を見ると、ステージ上のうしおさんのステップに合わせるように、動きながら大きな声で声援を送っています。うしおさんが歌っているのは「Re:start!!」という曲で、 初めて作詞した初のオリジナル曲。「手を振って夢が叶う瞬間」「これからの物語が始まる」などの歌詞はうしおさん自身の活動と重なって聞こえてきます。

「もっと歌を聴いてもらいたい」

歌うことが大好きでこの業界に入ったうしおさん。最初はグループで活動していましたが、活動する中で「オリジナル曲が欲しい」と思い、ソロ活動に力を入れるためグループを抜けました。自身で歌詞を考え自分でお金を払って曲を作ってもらったこともあり、最初にお披露目したライブが忘れられない思い出です。その曲が今回に動画の中で歌っている「Re:start!!」です。

ーー文字通りリスタートなんですね

「シンガーさんとして今よりもっと自分の歌と曲で勝負できるようになりたいです。歌が歌えて当たり前の世界に飛び込んで環境を変え自分に自信をつけていけたらと思います。 作詞も続けていき、コール(掛け声)なども変えてもっと歌を聴いてもらいたいです」

ーーどんな活動になりそうですか

「今までは多い時はほぼ毎日ライブハウスだったのですが、今後は歌ってみたや配信ライブ、野外ライブなどを中心にみんながもっと見てくれて足を運びやすいものにしたいです。他にも挑戦してることもあるので今後も楽しみにしててもらえたらうれしいです。それと現在無所属なので事務所さんからお声がかかったらいいのになあ…とか考えたりもしちゃいます!」

うしおさんのアカウントはこちら→https://twitter.com/ushio_yurina

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