ハッピーエンドな世界線の「もののけ姫」な犬たちが話題 ニコニコの実写版「モロ一族」、実はすごいキャリアの持ち主だった!

はやかわ かな はやかわ かな

「復活したシシ神の森でモロ一族は今も生きています。ハッピーエンドな『もののけ姫』」とつぶやき、Rookieさん(@kainehenalu)がTwitter(現:X)に投稿した動画が話題になりました。

そこに映っていたのは、犬の訓練専用の私有地で、『もののけ姫』に登場する白い山犬「モロ一族」みたいな犬たちが、楽しそうに駆け回る姿!美しく蘇ったシシ神の森で、モロ一族の末裔たちがニコニコ顔で駆け回っている……そんなハッピーエンドな世界線を想像させる動画に、絶賛のリプライが寄せられました。

小さくなった「モロの君」と子供たち!

「モロ一族やん、ホンマに」

「”モロの君”の後継者たちですね!」

「おかーさん小さくなったけど元気になってよかったー!黙れ!可愛いい子供ら!」

リアル「モロ一族」のような神々しい姿で緑の中を駆け回っていたのは、8歳になるホワイト・スイス・シェパードの男の子、コアくんと、レーヌちゃん(赤い首輪)とジャスティンちゃん(紫の首輪)。3頭は同じ親犬から生まれた、血の繋がった姉弟犬です。

コアくんは災害救助犬であり、ショードッグとしても活躍する賢くて頼もしいわんちゃん。さらに姉妹犬たちも、ドッグショーやアジリティのチャンピオン犬!

実はすごい犬たちだったリアル「モロ一族」について、コアくんのハンドラーさんであり、飼い主さんでもあるRookieさんにお話を聞きました。

(※3頭が駆け回っていた山林は、災害救助犬をトレーニングする犬の訓練士さんが所有する「犬のトレーニング専用」の「私有地」です。そのためリードを使わないトレーニングが可能です。「私有地」であるため、許可なく第三者が立ち入ることは出来ません)

似てると言われるのは「モロ」「レタㇻ」

ーー3頭は血の繋がった姉弟犬なんですね。

「はい。この日、3頭は数年ぶりに会ったのですが、お互いが姉弟犬だとわかるようで、すぐに一緒に走り出し、誰かが遅れると他の2頭が待っているような行動も見られました。

3頭が走っていた広大なフィールドは、コアが長年、災害救助犬のトレーニングでお世話になっている訓練士さんが、さまざまな犬のトレーニングができるように購入された私有地なんです。コアはこの日、こちらの森で捜索訓練もしました」

ーーコアくんが災害救助犬で、レーヌちゃんとジャスティンちゃんも、ショーやアジリティのチャンピオン犬なのだそうですね。

「長女犬のレーヌちゃんはショードッグで、FCIインターナショナルビューティのチャンピオン、次女犬のジャスティンちゃんはアジリティのグランドチャンピオンです」

ーーすごい!まさに現代版のモロ一族ですね。

「散歩などで外出すると、『もののけ姫』とか『モロ』とよく言われます。あと、『ゴールデンカムイ』のレタㇻと言われることも多いですね。オオカミとかシロクマとか、たまにヤギと間違われることもあります(笑)」

◇ ◇

犬の訓練専用の広大な私有地で、姉妹犬たちと楽しそうに駆け回っていたコアくん。

「犬自身が楽しくなければ、救助犬の訓練は続かないですし、良い捜索も出来ないと思います」と、ハンドラーであり飼い主さんでもあるRookieさん。今日もコアくんは大好きなRookieさんと共に、災害救助のトレーニングをニコニコ顔で楽しんでいます。

災害救助犬として活躍するコアくんのHP「White Search & Rescue」

■コアくんのYouTubeチャンネル「White Search & Rescue」

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