阪神タイガースファンの創作が「センスある」と、ツイッター上で話題になっている。投稿したのは大阪府在住の女性で、「家でお母さんがはさみで何か切ってんなーって思ったら勘弁して」とつづった文章とともに、ふすまに岡田監督を貼った動画を上げていた。スライドさせるたびに岡田監督が登場する映像で、ファンからは「おーんって脳内再生される(笑)」などの声が集まっている。
女性のツイッター名はmako.さん(@ukyokyo_58)。月1、2回、虎党歴50年以上のお母さん(54)と一緒に甲子園球場に応援に訪れる。ある日、自宅でお母さんが球団公式カレンダーをはさみで切っていた。「何しているのかな」と思っていると、巨大な岡田監督の切り抜きが机カバーに挟まれていた。「机もいいけど、ふすまから覗かせた方が面白そう」。mako.さんが位置を変えてみると、思いのほか、ワクワクする仕上がりになったという。
毎日ふすまに願掛け「AREよろしくお願いします」
でも、なぜ岡田監督だったのだろう。他の選手でもよかったのではないかとお母さんに聞くと「岡田監督に決まっとるやろ。そらそうよ」と真面目に即答。2005年にセ・リーグ優勝へと導いた監督のため、信仰心が高いという。
今年は開幕から好スタートを切り、セ・パ交流戦に入って苦しんでいるものの、現在も首位。近本光司選手が死球で骨折して離脱してしまったが、mako.さんは「今年はマスクなしでの応援、鳴り物での応援が解禁されたので、私たちも選手のみなさんを後押しできるように精一杯応援したいです」と話す。
ふすまはそのままにしており、毎日、ふすまの岡田監督に向かって親子で願掛けをしているという。「今年こそ、ARE、よろしくお願いします」