「イベントでやらかした」
休憩うさぎさん(@QK_rabbit_2)は、ネットが普及した現代だからこそ起こり得る対人関係の困りごとについて漫画で紹介。その内容に共感者が続出しました。
「博麗神社例大祭」という“東方Project”というコンテンツメインの同人即売会に参加した休憩うさぎさん。会場でとある方に声をかけられました。
「お久しぶりです~ガラスです~」
“ガラス”という名前に聞き覚えのない休憩うさぎさん。誰だっけ…と内心焦ります。話を聞いていると、相手はゲーム「モンスターハンター」のオンライン上の友人であることが判明。しかし、モンハンのネッ友で思い当たるのは、“硝子(しょうこ)さん”という人くらいでした。
「ガラスって誰??????」
となりながらも、とりあえずその場は話を合わせた休憩うさぎさん。
しかし、後日、休憩うさぎさんは真実を知ることになります。なんと、ずっと“しょうこ”だと思っていた硝子さん。本来の読み方は“ガラス”だったのです。
確かに、漢字にはさまざまな読み方があり、どう読むのかと迷ってしまう固有名詞も多く存在します。まして、ネット上のやりとりとなると、直接対面して話をする機会が少ない分、名前の読み方について誤解してしまうリスクは、リアルよりも高いといえるでしょう。
そんなネット社会だからこそ、より起こりやすい困りごとについて紹介した漫画。リプ欄にも多くの反響がありました。
「うーん…これはやらかしてるwww」
「日本語って難しいね!」
「硝子って見たら読めるけどずっとしょうこだと思ってたらガラスとは読めなくなるやつ」
「誤りに気が付いても脳内ではしょうこさん呼びしてそうですね」
「読み間違いしやすい漢字名は紛らわしいですよね(;´д`)」
「こういうトラブル回避のために名前をひらがなにした思い出」
その他にも、漫画『呪術廻戦』の家入硝子や『古見さんは、コミュ症です。』の古見硝子のように、硝子と書いて“しょうこ”と読むキャラクターを紹介したり、「これで本来の読み方を知った」とKinki Kidsのデビューシングル『硝子の少年』を例に出したりする人もいました。
休憩うさぎさんに聞きました。
――後日、名前を勘違いされていることに気づいた硝子さんの反応は?
休憩うさぎさん:「どうりでイベントではあたふたしてるなーって思いました」だそうです。読み方はよく間違えられているようでした。
――他に、読み方に困ったご友人などは?
休憩うさぎさん:「ぢょん」という名前で活動してる知り合いがいらっしゃいます。その方がイベントで「どうも、ぢょんです」と挨拶に来られたのですが、口頭だと“ジョン”なのか“John”なのか――と、ひらがなの「ぢょん」が出てこず混乱してしまったことがあります。
――なるほど、口頭と文字では印象が異なるために、迷ってしまうこともありそうですね。その意味でも、今回のお話は、ネット上という特殊な環境であるからこそ、余計に起こり得ることだと感じました。他にも、ネットのあるあるとして、何か思い当たるものはありますか?
休憩うさぎさん:「〜太郎」という名前の知り合いが、通話してみてはじめて、実は女性だったことに気づいた、というのは経験上あるあるだと思います。
◇ ◇
時代の変遷とともに、コミュニケーションの方法も変わってきますが、その在り方によって関わり方や気をつけるポイントなどが異なってくるのですね。
自身のイベントでの体験談を踏まえて、興味深い内容を発信してくれた休憩うさぎさん。他にも、Twitterでイベント関係の漫画を更新しています。また、イラストや漫画の依頼も募集しており、詳しくは自身のホームページである『休憩うさぎの小屋』をご確認くださいとのことでした。
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