おしゃれで香しいイメージとは裏腹に、いったん植えるとその強烈な繁殖力でほかの植物を駆逐してしまう害草としても知られるミント。
今、SNS上ではそんなミントを枯らしてしまったという報告が大きな注目を集めている。
きっかけになったのは「椿ノ華ガ堕チル時」(スクエア・エニックス社)などの作品で知られるライトノベル作家・ライターの大渡鴉さん(@oowatarikarasu)が投稿した
「あの、今日衝撃の事実聞いちゃったんすけど……『自分の 母 親 が ミ ン ト を枯らした実績解除者』だったとゆー……」という報告。
しかもミントは鉢植えでなく、本来ならその繁殖力をフルパワーで発揮できるはずの地植えで育てられていたという。
いったいどうすればあのミントを枯らすことができるのか…大渡さんの投稿に対し、SNSユーザー達からは
「どうやろうとも増えていくあの忌々しいミントを?」
「!?(꒪∆꒪;)一体どんな方法で!(庭の端から侵食するミントをなんとか食い止めてる人より」
「水やりを海水でやってらっしゃる…?」
「弱酸性土壌を好むイチゴが栽培できてる、ってことはphが酸性よりでしょうし、ph計で測ってみたら結構な酸性土壌なのかもですね。ミントは酸性土壌に弱いですし、植え付け前に石灰撒いたりしてないと多分枯れるかもです。」
など数々の驚きの声や分析のコメントが寄せられている。
投稿者さんに聞いた
大渡さんに話を聞いた。
ーーお母さまがミントを枯らしてしまった、しかも地植えだったと聞いた際は。
大渡:ミントや葛などの繁殖力の強さについては知っていたので、正直二度聞きしました。そして庭植えだと聞いた時は更に驚きました。
ーーお母さまはこれまでにも植物の世話に失敗してしまったことがあるのでしょうか?
大渡:さっぱりした情の深い性格をしていて、私達兄弟をきちんと育ててくれたのですが、植物はなぜか枯らしてしまうそうです。
ーーコメントにもあったように土壌の問題なのでしょうか。
大渡:信じられないくらいの反応で驚いています。全ての方に返信しながら嬉しい悲鳴を上げてました。未だに増えていてびっくりです。
◇ ◇
現在、ミントが枯れた跡にはなぜか野イチゴが自生しているという。原因の特定には至らなかったが、なんとも興味深いこの現象。読者のみなさんには同様の体験はあるだろうか?
大渡鴉さん
ライトノベル作家、ライター。代表作に「椿ノ華ガ堕チル時」(ガンガンノベルズ スクエア・エニックス社)、「ひぐらしのなく頃に『女こまし編』」など。現在、オファー・個人リクエスト募集中。連絡・詳細はTwitterのDMまで。
Twitterアカウント:https://twitter.com/oowatarikarasu