スイッチ押したら「ニャーン!」ネコ型扇風機はなんと、猫好き小学生兄弟のコラボ「ふたりの夢かなって素敵」

太田 浩子 太田 浩子

 ツイッターで人気の小学生兄弟が、クラウドファンディングでネコ型扇風機を発売します。肉球スイッチを押したら「ニャーン!」と鳴く扇風機を作りたいと夢見ていたのは、扇風機が大好きな涼介くん(小学1年)。扇風機の外観デザインは、お兄ちゃんで切り絵アーティストのKENくん(小学4年)が担当しました。

 母親の「なみそ(@omochi_nam01)」さんのもとには、「応援させて頂きたい!」「ふたりの夢叶って素敵」「どうしよう、ワクワクがとまりません!」などと、コメントが続々と寄せられています。

 1歳の頃から回るものが好きだった涼介くんは、ブレることなくずっと扇風機を愛しています。扇風機やエアコンを見るとメーカーがわかるのはもちろん、毎日のようにコレクションしている扇風機を分解掃除して愛でるほど。

 扇風機のちょっとした異変にも気が付く涼介くんは、友人の家にあった扇風機の焦げたようなニオイを指摘したことがあったそう。扇風機本体は熱を持っていて、なみそさんは「もしかして、火事になるのを未然に防いでくれたのでは、と思っています」と話します。

 気温が上がってきた最近は、ホームセンターなどで新型の扇風機や業務用のスポットクーラーをチェックしています。YouTubeを見て独学で扇風機の勉強をするほか、身内にいる電気工事士さんにいろいろなことを教わって知識を蓄えています。涼介くんの将来の夢は「扇風機の開発者」で、「小学生のうちに電気工事士の免許を取る」という目標を持っています。

 なみそ家の写真には、羽がカラフルでかわいらしいレトロ扇風機が、大量に背景に写っていて初めて見る人はびっくり。小さい頃の涼介くんは「羽根の色がすき」と言っていましたが、最近は「ボタンを押した時の音」とか「風切り音」とかが好きと言って、マニアック路線になっていっているとなみそさんは笑います。「家電には大体内部のどこかにファンが付いてる事が多いので、そのファンを見つけるとテンションが上がるみたいですねー!」(なみそさん)。

 一方、お兄ちゃんのKENくんも小学1年のときから切り絵を始めて、NEKOKENとして個展を開催するほどの人気を博しています。切り絵グッズにもファンが多く、売り上げの一部は大好きな猫のために保護団体などに寄付。

 そんなKENくんがデザインした涼しげな白い猫のお腹にファンがついた今回の扇風機は、水色の可愛い肉球がスイッチになっていて、押すとなみそ家の猫のういろうくんとおにぎりくんが、「ニャーン」「プルル」と鳴きます。さらに、届いてからのお楽しみの秘密の音声も仕込まれているのだとか。

 扇風機の猫は、ツイッターで募集した名前から投票してもらい「すずまる」に決定しました。「すずまる」扇風機は、NEKOKENデザインのカラフルなボックスに入って届けられるそう。「大好きなことをトコトンやろううじゃないか」というなみそ家兄弟の夢が詰まった扇風機は、5月24日11時にクラウドファンディングがスタートします。

◾️「ネコ型扇風機」クラウドファンディングサイト https://www.makuake.com/project/neko-senpuuki/

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