新幹線からよく見る看板「727」って何の会社? JR東海と実施するコラボ企画とは

浅井 佳穂 浅井 佳穂

 東海道新幹線に乗ると車窓から見える「727」の看板。よく見ると「COSMETICS」と書いてあるので、どうやら化粧品の宣伝看板だと分かります。その「727」の看板の会社と東海道新幹線を運行するJR東海がコラボするそうです。そもそも727はどういう会社なのか、なぜコラボするのかを聞きました。

 727の看板は大阪市に本社を置く化粧品製造・販売の会社で「株式会社セブンツーセブン」です。「727」は会社創業者・宮副武次さんの誕生日にちなんでいるそう。

 セブンツーセブンのホームページには「新幹線から見えるアノ看板の秘密」というページがあり、1979年から看板を設置しており、大きいものでは30畳分の大きさにもなると紹介されています。

 さて、そんな727の看板の会社とJR東海のコラボとはどんなものでしょうか。

 それは、ツイッターのJR東海News【公式】(@JRCentral_OFL)に5月12日に投稿されるクイズです。16日までに応募し正解するとセブンツーセブン化粧品の製品が100人に、JR東海のポスターが10人に抽選で当たるというものです。

 でもなぜ、両社はコラボ企画を始めたのでしょうか。きっかけは、JR東海が今年2月に始めた「会いにいこう」キャンペーン。このキャンペーンCMで沿線の風景として「727」の看板が写ったそうです。すると「727看板も写っている」などとしてツイッターをはじめ大きな反響があったそうです。

 反響を受け、セブンツーセブンの担当者がキャンペーンの趣旨に沿って「会いにいこう」とJR東海の広報担当者に面会。お礼を伝えたところ「何かコラボを」と話が進み、今回のクイズ企画が決まったとのことです。

 JR東海の広報担当は「今回に限らず、可能なら第2回のコラボもできれば」と話します。見慣れた「727看板」のある風景も、今後は少し変わったものに見えるかもしれません。

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