「病院前と病院後。わかりやすい(笑)。いっぱい悲鳴あげてバタバタしてたけど口輪なしで噛むこともなくおりこうによく頑張りました。おつかれさま!! 」とつぶやき、ハマジ(@xxhama2)さんがTwitterに投稿した2枚の写真が話題になりました。
そこに写っていたのは、動物病院に向かう車中、不安気な顔をしているシベリアン・ハスキーの姿。しかし2枚目、病院後のハスキーさんはとびきりのニコニコ顔に!
ショボ~~ン→ニコニコ
「表情豊かで可愛い」
「ショボ~~ンからのニコニコ。頑張ったねぇ」
「おつかれさま!開放感の笑顔かな」
こんな絶賛と労いのリプライが殺到したのは、11歳になるシベリアン・ハスキーの女の子、シルビアちゃん。ふんわりした雰囲気と表情の豊かさで人気のわんちゃんです。
シルビアちゃんは以前から「動物病院」が苦手。病院の前後ではいつも「わかりやすい」ほど違った表情を披露してくれます。
海外の研究によると、犬は人間が発する言葉を89単語程度まで理解しているそうです。なので飼い主のハマジさんは毎回、病院に行く際は事前に、「明日は病院だよ」とシルビアちゃんに知らせているそうです。
果たして、今回シルビアちゃんはいつ目的地が「病院」だと気づき、いつニコニコに戻ったのか?飼い主のハマジさんにお話を聞きました。
「車でお出かけ〜♡ あれ?もしかして……」
ーーおシルちゃん、今回は出発前から目的地が「動物病院」だと気づいていたのでしょうか?
「家を出る時は気づいていませんでしたが、今回、同居犬のシャンテがお留守番で、自分1匹だけ車に乗ったあたりで気づいたみたいで、ずっと緊張した顔をしていました」
ーー今回の病院の目的はワクチン接種…?
「今回は犬ドック(健康診断)とフィラリアの検査のみでした。エコー、レントゲン、血液検査とか、そのあたりをひと通りしました。11歳なので定期的に検査しなくては…。ちなみに、肝臓の数値がなんかすごく高くなっていたので、お薬を飲んで治療していきます~」
病院後の「ごほうび」はジャーキーとボウロとビスケット
ーーおシルちゃん、診察室では不安でピーピー鳴いていたそうですね。診察後、ご機嫌はすぐに直ったのでしょうか?
「機嫌は秒で直りました!診察が全部終わって、待合室に出たらすぐにいい顔してました。表情に出すぎる~(笑)。なので、病院後のニコニコの顔写真は、帰りの車に乗ってすぐの写真です。帰れるー!って感じの顔ですね」
ーー病院をがんばった後、おシルちゃんはごほうびのおやつをもらえた……?
「診察が終わってすぐ、以前お友達に頂いた京鴨ジャーキーを待合室であげました。それから車に戻って、病院帰りに買ったボーロとビスケットもあげました。さらに家に帰ってからも、ボーロとビスケットを食べました。食べすぎ!(笑)」
◇ ◇
病院をがんばったごほうびに、たくさんのおやつをもらったシルビアちゃん。しかし帰宅後、お留守番していた妹犬のシャンテちゃんから、「おシルちゃんだけお出かけしてずるい!」とばかりに、やきもちパンチをお見舞いされたそうです。
ハマジさんの最新著書『猫とハスキーとハマジ(2)』には、おシルちゃんとシャンテちゃん、そして5匹の元保護猫たちとの愉快な毎日が漫画となって楽しく描かれています。