経営者1009人に聞いた…「1週間以上の長期休暇を取れる機会がある」4割程度

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

社員には休暇制度があっても、経営者ともなると簡単に「長期休暇」は取れないという人が多いのではないでしょうか。そこで、全国の経営者の男女1009人を対象に「経営者の長期休暇」に関する調査を実施したところ、「長期休暇(1週間以上)を取れる機会がある」と答えた人は約4割でした。また「2022年の長期休暇にかけた費用(1回あたりの平均、移動費や宿泊費などを含むすべて)」は、「10万円未満」が最も多かったそうです。

株式会社Leis(東京都港区)が、2023年3月にインターネットで実施した調査です。

まず、「長期休暇(1週間以上)を取れる機会はどのくらいありますか」と聞いたところ、「頻繁にある」(12.7%)と「たまにある」(31.5%)、「あまりない」(22.2%)、「ほとんどない」(33.6%)という結果となり、長期休暇を取得できている経営者の人は44.2%でした。

また、「長期休暇が取れる機会が頻繁にある・たまにある」と答えた446人に対して、「1年のうちで長期休暇が取れる機会が比較的多いのはどの月ですか」と聞いたところ、「8月」(45.5%)が最も多く、次いで「5月」(33.0%)、「1月」(30.9%)、「12月」(22.9%)といった回答が挙げられています。

続いて、「2022年の長期休暇」について聞いたところ、「とても取れた(複数回取れた)」(15.5%)、「ある程度は取れた(1~2回取れた)」(33.3%)、「あまり取れなかった(長期の休暇は取れなかった)」(27.7%)、「まったく取れなかった(年間を通して数日しか取れなかった)」(23.5%)という結果になりました。

また、2022年に長期休暇をとても取れた・ある程度は取れた」と答えた493人に対して、「2022年の長期休暇にかけた費用(1回あたりの平均、移動費や宿泊費などを含むすべて)」を教えてもらったところ、「10万円未満」(28.8%)、「10万円~20万円未満」(21.5%)、「20万円~30万円未満」(19.1%)、「30万円~50万円未満」(10.8%)、「50万円~100万円未満」(9.9%)、「100万円以上」(9.9%)といった回答が挙げられました。

同社は、「コロナ禍もあり、海外旅行に行きづらい状況であったことから、高額な費用をかけた人は少数派となったのかもしれません」と推測しています。

次に、「長期休暇を過ごす相手」を聞いたところ、「家族」(58.9%)が最も多く、次いで「パートナー」(37.3%)、「1人」(24.4%)と続きました。

また、「長期休暇の過ごし方の満足度」については、77.0%の人が「満足」(とても満足21.0%・ある程度満足56.0%)と答えています。

最後に、「長期休暇が取れたら旅行したいと思いますか」と聞いたところ、88.9%の人が「旅行したいと思う」(とてもそう思う57.8%・ある程度そう思う31.1%)と回答。

また、「旅行したいと思う」と答えた897人に対して、「もし旅行するなら国内と海外どちらにしたいですか」と聞いたところ、「国内」は58.6%、「海外」は41.4%という結果になりました。

ちなみに、今までの旅行の中で特に印象に残っているエピソードや将来的に長期休暇で行ってみたいことについては、「グリーンランドでのオーロラ体験」(40代男性)、「セブ島でのジンベイザメと泳ぐ体験」(40代男性)、「ベトナムでボランティアに参加して自分を見つめ直したい」(20代女性)、「ドバイで長期滞在」(50代男性)、「ヨーロッパを電車で旅したい」(50代男性)といった声が寄せられたそうです。

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