「今断捨離中だけど、どこでもドアを捨てるかすごい迷ってる」
断捨離中だという、とりもちうずらさん(@uzura_3)。誰もが知っている便利グッズを所有していたことを打ち明け、たくさんの人を驚かせました。
そのグッズとは、『ドラえもん』のひみつ道具として登場する“どこでもドア”。皆さんご存じの通り、目的地を思い浮かべたり言ったりして扉を開くと、どんな場所にでも行くことができる、夢のアイテムです。アニメであのピンク色のフォルムを見る度、心が踊った人も多いのではないでしょうか?
そんなすごいグッズを密かに持っていたというとりもちうずらさん。Twitterで公開された写真を見ると…この色と形はまぎれもなく“どこでもドア”ですね。
「捨てないで…」「保育園に寄付を」という声も
「どこでもドア持っている」というのは、紛うことなきパワーワード。しかし、とりもちうずらさんはなんと、そんなどこでもドアを「捨てようかどうか迷っている」とのこと。
ツイートのリプ欄には、そんなとりもちうずらさんに対して、「捨てないで!」という声も寄せられています。
「いつか使うときが来るかも!」
「これはいつか繋がる!だから捨てないで」
確かに、現代の技術では、どこでもドアを本来の目的で使用するのは難しいのかもしれません。しかし、未来では、科学技術が進み、この扉を通じてどこか別の場所にワープすることが可能になるかも?そう考えると、確かに捨ててしまうのはもったいない気もしますね。
また、「捨てずに何かに活用してもらいたいな」「保育園とかに寄付するのはいかがでしょうか?」という提案もありました。
このような声に応え、とりもちうずらさんは、「面白い使い方をしてくれる人がいたら、誰かにあげたいなぁ」と、どこでもドアを誰かにプレゼントすることも検討。しかし、それには一つ、思いもよらぬ難点がありました。
実は、このどこでもドア、「アニメ観て想像してる10倍くらい重い」ため、一人で持ち運ぶのにはかなり無理があるようです。どのくらいの重さなのか聞いてみたところ、実際に量って調べてくれました。結果、22キロもあったとのこと。
人をどこにでも運んでくれるどこでもドアですが、どこでもドア本体がどこかに行くのは、少々ハードルが高すぎるようです。
とりもちうずらさんは「本当に欲しい方はどういうふうに使うのか、DMなどでお気軽にご相談ください〜!!取りに来てくれるならタダで贈呈します!!」と、Twitterを通じて呼びかけています。
とりもちうずらさんに、詳しくお話をうかがいました。
――どこでもドアはどこで手に入れたのでしょう?
とりもちうずらさん:テイクフリーのところに置いてあったものを拾ってきました。持ってるとすぐ人から話しかけられるので、通りすがりの見知らぬ人に手伝ってもらって運びました。
――どのくらいの間、お持ちになっていたのでしょうか?
とりもちうずらさん:1年半ほど保管してたと思います。
――どこでもドアの引き取り先は決まりましたか?
とりもちうずらさん:お店に飾りたい、保育園にほしいなど、いろいろメッセージが来てるのですが、まだ引き取り先は見つかっておりません!絶賛募集中です!(2023年4月、取材時点)
――他にも、さまざまなグッズをTwitterで紹介されていますね。
とりもちうずらさん:「デイリーポータルZ」というサイトで工作系のライターをしており、記事のためにいろいろ面白い作品を作っています。
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今回話題になったどこでもドアは偶然手に入れたものとのことですが、他の面白グッズはほぼ自分で作ったものだというとりもちうずらさん。「バクのバックパック」が手芸センタードリーム主催の「Made in わたしコンテスト」で銅賞に輝くなど、多くの作品が注目を集めています。
また、同じく人形劇団経験がある友人のえだまめさらみさんと、ショップ「ナマケモノカンパニー」を開設し、ハンドメイドマーケットcreemaやminneにて作品を販売しています。
■とりもちうずらさんのTwitterはこちら
→https://twitter.com/uzura_3
■「デイリーポータルZ」のとりもちうずらさんのページはこちら
→https://dailyportalz.jp/writer/kijilist/3347
■「ナマケモノカンパニー」の商品はこちら
(creema)
→https://creema.jp/c/namakekp/item/onsale
(minne)
→https://minne.com/@kokekokemaru