ビーナス・ウィリアムズ、ショーン・ホワイト…スター選手たちが続々参加! 飼い主のいないペットのためのキャンペーン

谷口 輝世子 谷口 輝世子

  北米プロアスリートによる動物救済団体がある。「アスリート・フォア・アニマル」という団体で、ホームレスとなっているペットを助けるのが主な目的だ。

  この団体は、プロのアスリートの才能やリソースを結集して、ホームレスになっているペットの状況を変えていく強力なプラットフォームを目指している。アスリートたちは寄付もしているが、地元のシェルターでボランティアをし、ペットの養子縁組や避妊・去勢手術のメリットなど、責任あるペット飼育のメッセージを発信している。特に責任あるペットの飼い方については力を入れている。動物の死因のトップが、過密なシェルターでの安楽死であることから、ホームレスペットの数を減らすように努力し、責任ある飼い主を「オールスター・オーナー」と呼んでいる。

  この「アスリート・フォア・アニマル」と、ネスレ・ピュリナ・ペットケア社が提携し、アスリートになった気分で、飼い主もペットも適度に体を動かそうというキャンペーン「マンディ・ライク・ア・プロ」をスタートした。つらい月曜日に、ウォーキング、ランニング、ハイキング、犬とのボール遊びなどで活動的に過ごそうというものだ。参加者の総活動時間が100万分に達するごとに同社から「アスリート・フォア・アニマル」が1万5000ドル(約200万円)を寄付する。

  3月から5月まで週替わりでスター選手たちが、このキャンペーンに参加する。ここまでに発表されているのは第1週がテニス界のスター、ビーナス・ウィリアムズ、第2週がスノーボード・ハーフパイプの金メダリスト、ショーン・ホワイト、第3週が体操の金メダリスト、ナスティア・リューキン。第10週まで行われ、スターアスリートたちが、それぞれの愛犬とともに、体を動かすエピソードが紹介される。

  ビーナス・ウィリアムズはキャンペーン参加を決めた理由をこのように話している。「愛犬ハリーは、私の人生の中でとても大きな存在。私の夢は、ハリーができるだけ長生きしてくれることです。だから、ハリーが幸せで、健康で、私のそばにいられるように、必要な栄養を摂らせるようにしています。(ネスレ・ピュリナ・ペットケア社の)プロプラン・スポーツの栄養は、ハリーのようなアクティブな犬にハイパフォーマンスな栄養を与えるだけでなく、このチャレンジを通じて、困っている犬に恩返しすることができます」。

  また、ウィリアムズは「最適な栄養を体に補給することは、試合前だけでなく、日常的にも最も重要なことのひとつです」と話し、活動的な愛犬ハリーの栄養摂取にも注意をしているそうだ。

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