果物マニアの友人にお金を立て替え→「帰ったらApple Payで返します!」「今じゃないのか?」→その心は…

少年B 少年B

Apple Payだと思ったら渡されたのはリンゴだった…という経験談が、ちょっとした話題になっています。経験談の主は筆者・フリーライターの少年Bです。

ブドウマニアで、農産物評論サークル「花マル農園」を主宰している筆者。周囲には他にも多くの果物マニアや野菜マニアがいます。こちらはそんな関係性の中で起こった出来事のひとつ。

友人の果物マニアが持ち合わせがなく、困っていたのでお金を貸したところ、「すみません、帰ったらApple Payで返します!」と言われ、「今じゃないのか……?」と不思議に思っていたら、数日後にりんごの詰め合わせが送られてきました。

見た人たちからは「Apple Pay(物理)」「りんごは通貨だった……?」「アップル パイ で送ってくるパターンも欲しいですね」などの声が寄せられました。

送られてきたのは、友人の果物マニアが厳選した、珠玉のリンゴたち。北海道産の「サンふじ」や「シナノスイート」、「北斗」のほか、岩手県産の「はるか」、調理用のクッキングアップルとしても有名な「グラニースミス」といった、一般的なものから珍しいリンゴまでが揃っていました。

どれもとってもおいしかったので、もちろん貸したお金だけの価値は十分にあり、筆者としてもまったく文句はありませんでした。最高のりんごをありがとう!

特に気に入ったのは、とにかく甘味が強く、ジューシーな「はるか」。岩手生まれの品種で食感はシャクシャクしていて、一般的なリンゴという感じですが、とにかく甘味が強く、ジューシーでうまかったです。蜜も入りやすいそう。

そして、「北斗」。芯にカビが入りやすいという欠点があるものの、口に入れた瞬間から心地よいりんごの香りが鼻に抜けてゆきます。果肉は硬くてジューシーで、強い甘味とほどよい酸味があり、リンゴ好きにはぜひ食べてほしい品種です。

最後に、甘くてジューシー、香りもよく、シャキシャキの食感も魅力の「シナノスイート」。長野県リンゴ三兄弟のひとつで、平均点の高いりんごというイメージ。ファンが多いのも納得の味です。

どれもおいしかったんですが、この3品種は特に気に入ったので、今年の秋は自分でも注文してみようと思いました。

余談ですが、筆者はこの友人が別の人に「すみません、このお礼は甘Pay(=甘平という柑橘のこと)で払いますので……!」と話しているのを見たことがあります。こいつ、いっつも果物で代金を払おうとしてるな!!!

なお、筆者とこの友人がメンバーとして活動している農産物評論サークル「花マル農園」はマルシェルというECサイトで果物の食べ比べをテーマにした同人誌を販売しているほか、都内でさまざまな農産物の食べ比べ会も行っています。

3月26日には荻窪でじゃがいもの食べ比べ会も開催。毎月何かしらの食べ比べ会を開催する予定なので、ぜひとも「花マル農園」のTwitterアカウント(@hanamarunoen)をチェックしてみてください! 果物の奥深い世界があなたを待っている……かもしれません。

農産物評論サークル「花マル農園」はこちら→https://marchel.goo.ne.jp/raira21

花マル農園のアカウントはこちら→https://twitter.com/hanamarunoen

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