車好きの「.308納豆」さん(@kuralulu)の愛車がネット上で「最高」「かっこよすぎる」「すごい」などと話題になっています。車種はフォード社製1999年式クラウンビクトリア・ポリスインターセプター。アメリカで実際にパトカーとして活躍した車です。日本の公道で走ると通行人らの視線を釘付けにし、警察官からはかなりの頻度で声を掛けられるというレアな車について、「.308納豆」さんに話を聞きました。
警察官も興味津々「えっ、これ外国のパトカー?」
──購入したのはいつ。
「購入して約2年強になります。ネットの個人売買で購入しました。実際にアメリカの警察で使われていたパトカーで、現地で装備を外して払い下げられてから日本に輸入されました。その後、数人のオーナーさんを経て、自分の手に渡り、本格的にレストアとパトカー仕様への復元を進めています」
──ボディの塗装も購入後に?
「自分が購入した際はまっさらな状態でしたので、塗装の傷みの修復を兼ねて、カラーの変更やデカール類(ステッカー)の追加を行いました」
──日本の公道を走行するには許可が必要になるのでは。
「公道走行については、通常の乗用車として車検を通過し、登録しております。普通の自動車と同じように気兼ねなく公道を走行することができます」
──それでも警察官からはよく声を掛けられる。
「非常に目立つのでかなりの頻度で職務質問等で警察に声を掛けられます。頻度にして2、3カ月に一度。2日連続というときもありました。(走行中に後ろから)『前のパトカーの運転手さん、左寄せて止まってくださーい』と止められたり、『ちょっと見せてもらってもいい? ついでに職質してもいい?』と言われたり。確認のために警察署に同行してほしいと言われ、助手席に警察官の方を乗せて運転したことが一度だけありました。そのときに『帯革(警察官が装備品を吊り下げる専用ベルト)付けてても座りやすくてうらやましいなあ』と言われました」
──ほかに印象に残る反応は。
「特に印象深かったのは、パトカーに乗車された状態で窓越しに『えっ、これ外国のパトカー?』と声を掛けてこられた年配の警察官の方です。興味津々という感じで車内を観察され、いろいろと質問されました。とはいえ、これまでに何か問題があったことはなく、大体は警察官の方と談笑しつつ、車内や免許証を確認して終わりということがほとんどです」
──通行人からの視線も集めるのでは。
「歩行者や他のドライバーの方からよく写真や動画を撮られます。自分の車なのでなかなか動いている状態を外から見ることがないので、できれば撮影した写真や動画を送ってもらえたらうれしいな…といつも思っています」