「娘と私の念願の夢を叶えました」
10歳の娘さんの母であるどまんナカぐらしさん(@domannakagurasi)が投稿した写真が話題に。1枚目には、皮を剥いた丸くて大きな大根が。2枚目には、先ほどの大根が器と蓋に分かれ、その中にはなんと!カツ丼が入っています。
この写真にピンときた方も多いはず。これは『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生(2016年)』(『映画ドラえもん のび太の日本誕生(1989年)』)に出てくるカツ丼を再現したものなのです。
「えっ!!めっちゃ憧れる♡すごい!!再現度!!」
「一瞬でわかった…なつかしい!懐かしすぎるー!!素敵です!!」
「完全再現すごすぎて感動してるよー!!!!」
「これ!私の憧れの大根です!!!」
「こんなダイコンに巡り会えたら作ってみたい」
「みんなの夢!ほかほかの湯気まで見えてきますー!」
「器も美味しそう」
「人生で1回は食べてみたい…」
「観るたびいつも食べたいと思ってたアレですね!!」
投稿には、リプ欄からも称賛の声が続々届きました。
このカツ丼、映画の中では、ドラえもんのひみつ道具「畑のレストラン」を使ってスネ夫が種から栽培。収穫できるのは大根で、それを割ってみると、カレーやスパゲッティ、どら焼きなどが入っているという、なんともワクワクする夢のある大根なのです。映画を観た人々にとっては、かなり印象に残るシーンであると思われます。
製作したどまんナカぐらしさんにお話を聞いてみました。
アニメに出てくる料理を娘と相談しながら再現しています
――お二人ともいつ映画の視聴を?
定かではないのですが、娘は新バージョンを5歳くらいから繰り返し観ていると思います。私は昔、来場者が全員もらえる限定ドラえもんグッズ欲しさに映画館で観ました。新バージョンは娘とアマプラで観ました。
――映画をご覧になった時点からお二人とも憧れを?
はい、ずっと憧れでした。基本的にアニメに出てくる料理に憧れを抱いていて、何か観るたびに娘と「再現したいね~」と話をして調べたりして再現しています。
――この大根を見かけた瞬間に「この形と大きさならできる!」と娘さんと意気投合されたそうですね。
たまたまふらりと寄った直売所で見かけてお互い初見で「これは…アレに使える…!」という感じでした。
私は覚えていないのですが、娘が話すには、以前同じような形状の大根をこれまたたまたま出先で寄った直売所で買った事があったみたいで。その時、私は、「畑のレストラン」の事など考えずに購入し、あっさり煮物にしてしまったので、その後「あー畑のレストランできたじゃん!」って後悔していたらしいです。なので、娘もその過去があり“意気投合”に繋がりました。
――スネ夫の「カレー」ではなく、しずかちゃんの「スパゲッティ」ではなく、ジャイアンの「カツ丼」にした理由は?
買った後、娘と何を入れるか考えました。私も娘もカツ丼の印象が強く、脳内であのシーンが鮮明に映るくらい一番美味しそうに見えましたし、せっかくだから普段あまり食べないカツ丼にしようとなりました。
――大根はどのくらいの大きさだったのでしょうか?
サイズ感は定かではありませんが、30センチもなかったと思います。
――完成したカツ丼をご覧になった娘さんはどんな感想を?
蓋を閉めた状態で出すと、自ら開けて中身を見て「すごい!」と喜んでいました。まずは予想通り蓋を丸齧りして終始嬉しそうにモリモリ食べていました。
――のび太のように丸かじりしたのですね!
「きっと娘はアニメ通りに丸齧りするだろう」と思ったのと、生のままだと掘る時に亀裂が入る可能性があるので少しレンチンし、スプーンで掘りました。大根は真っ二つに切って、蓋、器どちらも掘ってます。
――アニメに出てくる料理を再現をされているとお聞きしましたが、今後、トライしてみたい料理はありますか?
娘が小さな時から『崖の上のポニョ』のラーメンとポニョミルクが好きでよく再現していました。最近は『ゆるキャン』に出てくる料理を再現してみています。娘に聞いたところ、『となりのトトロ』のさつきが作る桜でんぷがのっているお弁当を食べてみたいとの事でした。
1児の母でもあるどまんナカぐらしさんは、Twitterで日々の生活やメニューを公開。それと同時に、子どもたちの幸せを願って、「全国児童養護施設総合寄附サイト」を通じて支援。ひとりでも多くの子どもが学費や生活費の不安を抱かなくなるようにと、「“誰でもできる支援の形”の選択肢として多くの方にも知っていただければ」と教えてくれました。
■どまんナカぐらしさんTwitter https://twitter.com/domannakagurasi
■「全国児童養護施設総合寄附サイト」