進学で地元を離れた大学生…4割以上が「戻りたい」と回答 「親や親戚の近くに住みたい」「地元の環境が魅力的」

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大学進学時に地元を離れた学生の4割以上が地元に戻りたい…。新卒ダイレクトリクルーティングサービス『OfferBox(オファーボックス)』を運営する株式会社i-plug(大阪市淀川区)は、そんな調査結果を発表しました。また、地元に戻ることを希望する理由については、働き方やキャリアではなく、「親や親戚、実家の近くに住みたいから」が最も多かったそうです。

調査は同サービスに登録している2024年卒業予定の学生(以下、「24卒学生」)を対象として、2023年1月にインターネットで実施され、1945件の有効回答を得たといいます。

調査の結果、大学進学時に「地元を離れた」人は34.8%。また、「大学進学時に地元を離れた」と回答した人に「地元に戻ることについての価値観」を聞いたところ、36.2%の人が「いずれは地元に戻りたい」と回答。「すぐにでも地元に戻りたい」(7.8%)という回答も合わせると、44.0%の人が「地元に戻りたい」と考えていることが分かりました。

続いて、「地元に戻ることを希望する理由」を教えてもらったところ、働き方やキャリアといった理由ではなく、「親や親戚、実家の近くに住みたいから」(34.6%)が最多となったほか、「地元の環境が魅力だから」(29.4%)といった回答もみられました。

また、「地元に戻るタイミング」について聞いたところ、「親/親族の介護が必要になったら」(36.8%)が最も多く、前設問と同様に自分自身のライフステージよりも、家族が大きな理由であることがうかがえました。

なお、そのほかの回答では、「大学を卒業したらすぐ」(24.7%)、「親/親族から地元へ帰ることを求められたら」(20.3%)などが挙げられたといいます。

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