「よっしゃ、節分か。いっちょ鬼になったろか」限度を知らない旦那→豪雪地域の集落を恐怖の渦に 「うちにも来て」SNSで絶賛  

竹内 章 竹内 章

速報です。鬼が、赤鬼が現れました。現場は新潟の山間の集落です。ゲストハウスを出発した赤鬼は近くの放課後児童クラブの教室に踏み込みましたが、子どもたちは一目散に逃げてみんな無事とのことです。なお、鬼はあまりの怖がられっぷりに戸惑い気味で、大人たちは大爆笑です。

「旦那の鬼の仮装が本気すぎた。」。新潟県十日町市松代の室野集落でゲストハウス「お松の家」を営むのんこ(@nonsananonenone)さんが公開した鬼の写真がド迫力です。全身真っ赤、トラ柄の腰巻。手には棍棒ではなく一升瓶。外はかなりの積雪のようで、はだしの足元がしもやけにならないか心配になります。

妥協を許さない本気の鬼っぷりはTwitterで話題に。「うちにも来て欲しい」「こんな旦那がいたら面白くていいのになっwwwww」「これは子供が泣く!」「子どもギャン泣き待ったなし」など称賛のコメントが寄せられています。のんこさんによると、ゲストハウスに現れた赤鬼はさんざん威嚇した後、近くの放課後児童クラブへ。「よーし、これで豆まきが盛り上がるぞ、人気者だ!」と赤鬼は自信満々で室内に入ったところ、子どもたちは阿鼻叫喚、号泣避難の地獄絵図。「(子供たちが)急に消えたぞ」「まさかここまでとはな」と戸惑う鬼に、大人たちは爆笑したそうです。

「旦那は恐がらせようと思ってなかったみたいで、恐がられたのがショックだったみたいです」と赤鬼に同情するのんこさんに聞きました。

ー仮装が本気すぎです

「つのは厚紙を丸めてマスキングテープで止めて作りました。目玉はピンポン玉に穴を空けているので、前は見えます。赤のラッカースプレーで15分くらいで仕上がりました」

ー子どもたちの反応は

「地元の放課後児童クラブに行ったのですが、入った瞬間みんな泣き出し、部屋からいなくなってしまったそうです。豆まきどころではありませんでした」

赤鬼さんに扮したのは、のんこさんのパートナー松山雄太さん。頭の毛を使って遊ぶ「頭で遊ぶシリーズ」という作品やひらがなをモチーフにした立体作品を制作しています。ゲストハウスの改装作業を手掛け、地域の為の便利屋さん「お松の手」を営んでいます。厳寒の中での赤鬼の熱演は、風邪こそひきませんでしたが、相当ハードだったようで「終始寒そうでした」(のんこさん)。

築50年の古民家を改装したゲストハウス「お松の家」は、田舎のおじいちゃんおばあちゃんの家に帰ってきた感覚が味わえる宿です。 部屋個室(各部屋2名) 1泊素泊まり1人4000円。「田舎暮らし体験」「人つなぎ」「イベント」を軸に営業しています。なお、古民家のころからこの家には三毛猫が暮らしており、松代の「松」や松山さんの「松」加賀藩前田利家の容姿端麗な妻の「お松の方」から、「お松」と名付けたそう。家主に敬意を込めてゲストハウスは「お松の家」となったそうです。
住所:新潟県十日町市室野2059
問い合わせはメールで→omatsunoie@gmail.com
お松の家の情報はこちら→https://lit.link/omatsunoie

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