幻想的な雪のライトアップにスカイランタンも!今年こそ行きたい雪まつり5選

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豪雪地域が多い北日本や日本海側では、降雪を活用したイベントがいくつも開催されています。なかには巨大な雪像を作って展示したり、雪原を幻想的にライトアップするイベントを実施するものもあって、普段触れることができない風情を楽しめます。今回は、今年こそは行ってみたい全国の雪まつりを5つ厳選してご紹介します。

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1.さっぽろ雪まつり(北海道)

70年以上の歴史を誇り、いまや札幌の冬の一大イベントとなっている「さっぽろ雪まつり」。“雪まつり”という言葉を聞いてこのイベントを真っ先に思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。もともと札幌市民の雪捨て場だった大通7丁目広場に、市内の中高生らによって6基の雪像が作られたことがきっかけで始まりました。当初は1~2日程度の開催でしたが、現在では1週間以上の開催期間をとって世界中からたくさんの見物客が訪れるほどの規模になっています。

さっぽろ雪まつりと言えば、大量の雪を活用して作られる巨大な雪像。1965年(第16回)から実施している「市民雪像」では、一般参加の人たちの手によるダイナミックな雪像を会場で観賞することができます。

なお、世界各地の国・地域・都市によるチームが参加して雪像制作を競いあう「国際雪像コンクール」ついては、2023年度の開催は中止となるようです。国際色豊かな雪像の制作風景を間近で見ることができる人気行事なので、次回以降は開催されると良いですね。

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2.旭川冬まつり(北海道)

北海道で「さっぽろ雪まつり」に並ぶ人気を誇る「旭川冬まつり」。1960年(昭和35年)の第一回開催から60年以上の歴史を誇り、こちらも世界中から見物客が訪れます。見どころは「雪と氷とあかりの祭典」としてギネス世界記録にも認定されたことがある世界最大の雪像。石狩川の旭橋河畔にそびえ立つ巨大な雪像は、そのスケールの大きさに圧倒されること間違いなし。

新型コロナウイルス感染拡大の影響でここ数年は規模を縮小して開催していましたが、2023年は3年ぶりに通常規模で開催するとのこと。国内外の職人がエントリーし、29時間をかけて技を競い合う「氷彫刻世界大会」や花火など、これまでの目玉イベントが復活します!

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3.十和田湖冬物語(青森県)

例年20日間以上の長期開催で行われ、東北最大級の冬イベントとも言われる「十和田湖冬物語」。1998年度に十和田湖畔で初めて開催し、2023年の開催で第25回となる節目を迎えます。2023年1月27日(金)~2月19日(日)の開催会期中は、子どもが楽しめる雪のすべり台などが設置されるほか19時30分からの5分間に「十和田湖冬花火」を実施(※火・水曜日、悪天候時は開催なし)。冬の澄み切った空に浮かぶ美しい月や星空を背景に舞う花火を堪能できます。

※2023年度は通常より規模を縮小して開催します

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4.十日町雪まつり(新潟県)

1950年(昭和25年)に始まり“現代雪まつりの発祥”とも言われている「十日町雪まつり」。第74回を数える2023年度はコロナ禍ということもあって2月18日(土)の1日開催のみですが、市内各地に趣向を凝らした雪像の作品が制作される予定です。また、今回メインエリアとなる十日町市立西小学校グラウンド(通称「まちなかスノーパーク)では、グルメやアルコール類を堪能できるほか、雪を楽しめるアクティビティも実施。ミニSLの運行なども予定されており、大人から子供まで楽しめる内容になっています。そして当日の18時50分からはフィナーレとして色鮮やかな「虹雪花火」が十日町市の夜空を彩ります。

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5.つなん雪まつり(新潟県)

長野県との県境に位置し、日本有数の豪雪地として知られる新潟県津南町。そんな雪深い場所で行われる「つなん雪まつり」は2023年度で47回目を迎えます。会場一帯には雪灯篭やかまくらが設置され、イベントを彩る打ち上げ花火が実施されるほか、「SNOWWAVE2023」を同時に開催します。

クライマックスは約2,000個の天灯(てんとう)が夜空を埋め尽くす「スカイランタン」イベント。一人ひとりの願いや思いを込めて打ち上がる無数のランタンが浮かぶ雪景色は息をのむ美しさです。

2023年度の本祭は3月11日(土)。この日は前売りチケット無しでもスカイランタンを観賞できます(注)が、3月10日(金)の前夜祭では事前にチケットを購入していないと観ることはできません。チケットの購入方法については、つなん雪まつり公式ホームページをご確認ください。

(注)チケットが無い場合、打ち上げ会場となっている「ニュー・グリーンピア津南」会場での観賞はできません。またご自分のランタンを打ち上げたいという方は事前のチケット購入が必要です。

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今年こそ行きたい雪まつり5選、いかがでしたでしょうか。今年度は久々にフルサイズでの開催が決まっている雪まつりも少なくないので今から楽しみですね。防寒対策や感染防止策を万全にして、冬の一大イベントを楽しんでください!

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