「赤ちゃん肌着、全部これになってくれ！マジックテープとスナップボタンでピッと着せられる！夜間の吐き戻しとかオムツ漏れでも焦らなくて済む！裁断製法全部大阪の工場で行ってるらしい。SNSが下手なのをめちゃくちゃ気にしている手紙がついてきたのですごく売れて欲しい！」というつぶやきと共に、 原田ちあき（@nijinoyatu）さんがTwitterに投稿した写真が話題です。
投稿した原田ちあきさんと、純日本製の”生まれて最初に着る赤ちゃん肌着”を製造・販売する株式会社 川端縫製さんにお話を聞きました。
口下手な大阪の「おっちゃんおばちゃん職人」
３万以上のいいねがついたその写真に写っていたのは、肌触りの良さが伝わる純日本製の赤ちゃん肌着と、商品に同封されていたという「工場からの手紙」。
「商品の写真撮りがへたくそ」「口下手で愛想も悪いし職人まるだし」「SNSってなんのこっちゃ？」「おっちゃんおばちゃんにはちょっと難しいインスタグラムなどに載せてください！」
こんなユーモアたっぷりのメッセージが記された「工場からのお手紙」と、写真からも質の良さがわかる「赤ちゃん肌着」について、京都芸術大学の講師も務める漫画家／イラストレーター、原田ちあきさんにお話を聞くと共に、純日本製の「赤ちゃん肌着」を製造・販売する株式会社 川端縫製さんにもお話を伺いました。
肌触り抜群＆親近感ある手紙→「バズれー！」
ーー原田さんがこちらの「赤ちゃん肌着」を購入されたきっかけは？
「初めての子供が産まれ、肌着を何枚買えばいいか、どんな肌着を買えばいいかわからず、取り敢えず雑誌に書いてあった枚数を用意していたのですが、圧倒的に足りず、あわててAmazonで買い足したのが経緯です。本当に何となく購入したのですが、とても便利な商品に出合えて嬉しかったです」
ーー「何度洗っても毛玉ができなかった」というリプライも寄せられていましたね。実際に使ってみたご感想は？
「肌触りがとても良かったです。あとリプライで、マジックテープが弱まるんじゃないか、他の洗濯物に干渉するんじゃないかなどの懸念の声がありましたが、マジックテープのトゲトゲ部分はとても小さく、特に赤ちゃんの肌に当たって傷ついている雰囲気もありませんでした。うちはネットに入れて洗濯しているのですが、特に今のところマジックテープが他の洗濯物に干渉したり、埃が詰まる様子もないですよ！」
ーー「SNSが苦手」「職人まるだし」と記された工場からのお手紙は商品に同封されていたのですか？
「はい、商品に同封されていました。私も大阪在住なので、なんだか親近感が湧いたのと、お手紙の雰囲気がとても温かく、私程度の力で良ければ！という気持ちで、『バズれー！』と思いながらツイートしてみました。他の商品もとても良さそうなので、応援の気持ちも込めて、また購入したいなと思っています！」
次のページでは、クリエイター、原田ちあきさんの心をつかんだ、純日本製にこだわる川端縫製さんに「モノづくりのプライド」について直撃！果たして、「無愛想で職人まるだし」という、株式会社 川端縫製の社長さんはどんな方なのでしょうか？
