「全世代にウケる」子どもがお正月料理を食べない→ママの機転で朝からパクパク「夢みたいなおせち」が話題

金井 かおる 金井 かおる

 「今年のおせちできました」ーー2023年のお正月、ツイッターでは3段のお重に20種類近くのチョコレートや駄菓子、スナック菓子を詰めた「お菓子おせち」が話題になりました。

 投稿したのは小学3年生の女の子と幼稚園年中の男の子の母親「めめぽん」(@memepon2313)さん。

 きっかけは子どもたちが昔ながらのお正月料理を全く食べないことでした。そこで以前、SNSで見かけたおしゃれなお菓子を使ったおせちを思い出し、自己流にアレンジ。子どもたちもお菓子選びから参加し、好きなものを好きなだけ詰めたおせちが完成しました。

 子どもたちは元日の朝から半分以上を食べてしまったそう。めめぽんさんは「まさか朝ごはんから…」と驚きつつも、「子どもたちがとても喜んでいたので良きお正月になりました」と大成功にホッとした様子でした。

 ツイッターユーザーからは「なにこれ素敵」「夢みたいなステキなおせち」「夢がいっぱい詰まってる」「全世代にウケる」「全部食べられる」「めちゃくちゃ楽しそう」などの声が寄せられています。

子どもたちと一緒に「思い出づくりにもなりました」

 めめぽんさんに話を聞きました。

──2人のお子さんのために?

「お菓子が大好きな夫と子どもたちのために作りました。私のアイデアではなく、一昨年くらいにSNSでお菓子おせちを載せていた方の投稿をまねて、駄菓子などを入れてみました」

──お子さんたちの反応は?

「お菓子選びから詰める作業まで子どもたちと一緒に行いました。子どもたち自身が好きなお菓子を入れられるので、とても楽しんで作業していました。とても楽しい思い出作りにもなりました」

──投稿が拡散しています。

「もともとインスタグラムやフェイスブックにハンドメイドの作品などを載せておりました。その延長線上に子どもたちとの思い出を残しておきたいなと思い、今回投稿しました。フォロワー数約70人の私の投稿が、まさかこんなにたくさんの方の目に触れることになるとは想像もしておらず、驚きとともに、たくさんのやさしいコメントに感謝しております。暗いニュースが多い中、お菓子おせちでほっこりした気持ちになってもらえればうれしいです」

 幼い子どものおせち料理に悩むユーザーは多かったようで、「わが家もこれしよう」「来年絶対やろう」「子どもたちのお気に入りをいっぱい詰めたい」などの声が上がりました。中には「明日さっそくやってみよう」と、いてもたってもいられない人もいました。

 「お菓子おせち」は大人になってからも忘れられない、お正月の大切な思い出になりそうですね。

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