自動車通信サービスの思わぬ弱点がSNS上で大きな注目を集めている。
「車がソフトウェア更新中でエンジン切れないので、車から降りて家に戻れない。失敗。パソコンかよ。」とTOYOTAが提供するT-connectの更新状況を紹介したのはITコンサルタントのぽちさん(@pochi1010)。
PCやスマートフォンのソフトウェアに更新があるように、車のソフトウェアにも更新が必要だということを意識していない人は多いのではないだろうか。不測の事態を避けるため、車を離れようにも離れられなかったというぽちさん。
今回の投稿に対し、SNSユーザー達からは
「これ、緊急時だったらどうするんですかねえ?例えば子どもを病院に連れて行ってすぐに見せないとならないときとか…エンジンかけぱなしで駐車場から離れる?」
「トヨタにしてはなかなか酷いというか。そもそもエンジンを切らないでくださいというのが無理筋ですし、バッテリ搭載して充電量と消耗度を元に対応できそうですし、再起動くらい電源に関係なく出来そうなものですが…。」
「やはり車がスタンドアローンじゃないのめっちゃ怖いわ。」
など数々の驚きの声が寄せられている。
ぽちさんにお話を聞いた。
ーー更新が始まったのはどんなタイミングだったのでしょうか?
ぽち:家族を最寄り駅に送るときに車を始動したタイミングです。ディスプレイに自動ではなく更新をするかどうかの選択ボタンが画面に表示されました。すぐに終わるだろうと安易に更新を選択してしまいました。
ーー更新が済むまでにどれくらいのお時間を要したのでしょうか?
ぽち:ダウンロードからインストールが終わるまで30分掛かりました。駅との往復は10分ぐらいなので終わるまで長かったです。
ーー今回の出来事へのご感想をお聞かせください。
ぽち:車でもスマホやパソコンみたいになっちゃったなとの感想です。更新が終わらないと車を離れられない理不尽を感じました。メーカーには是非改善していただきたいですね。
ーー今回の反響についてご感想をお聞かせください。
ぽち:まさかこんなに反響が出るとは思わなかったです。本来の車のイメージとのギャップが皆さんに響いたのかもですね。
◇ ◇
読者のみなさんにはこのような経験はないだろうか?車のディスプレイに更新を促す表示が出た際はよほど時間に余裕がない限り、即決はしないほうがよさそうだ。
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