日本の昔ばなし「花咲か爺さん」には、犬が優しい飼い主のお爺さんに、「ここ掘れワンワン」と吠えて小判のありかを教えたと書かれています。犬が宝のありかを教えてくれるのかどうかはさておき、犬には土を掘る習性があります。ただ、深い穴を掘ってそこに入る犬がいるのでしょうか。
けも(@sokonron)さんは、「外を通る車にわんわんと吠え、通りすぎたら穴に戻った」というキャプションを付け、自分で掘った穴に入る犬の画像をツイッターに投稿しました。チラッと見ると、胸のあたりまで枯葉に埋もれていて見えません。
画像を見た人からは、
「土の中は暖かいんかなwwwハマっているの可愛い」
「半身浴?」
「埋まっているのかと思いました(笑)」
「土から生えてきたイッヌ。カワイイ」
というリプライが多数寄せられ、「いいね」は13.2万件にもなりました。
投稿主に話を聞きました。
ーーワンちゃんのお名前と年齢は?
「名前はレオで、11歳、男の子です」
ーー冬になると、穴を掘って入るのですか?
「去年の冬に初めて入りました。今年も秋頃から同じところを掘っていたので、また入るのかと見守っていたら入りました。今後は冬の恒例行事になるかもしれません」
ーーしかし、ものすごい深さですね。
「実は、深さは10〜20センチほどで、それほど深くありません。写真では縦に埋まっているように見えますが、横座りしています」
ーーここに入ってイヌソックしているのですか。
「車やバイクが通った時は、門扉まで出ていって吠えています。静かに歩いてる方にはあまり吠えませんが、人の声がすると吠えてしまいがちです。談笑してる方には申し訳ないことが多々あります」
ーー隠れているつもりなのかもしれないですね。
「身を隠すつもりはあまりないようです。ビビりだからか、縄張りに他の方を入れたくないようです」
ーー元保護犬ですか。
「母犬に育児放棄されたらしいです。子犬の時に我が家に迎えたのですが、人や物音をひどく怖がっていました。原因は分かりませんが、なるべく平穏に暮らすようにしていたら、家ではリラックスしてくれるようになりました」