高齢者の福祉施設を訪問するセラピードッグがいますが、犬は人の心を癒してくれるのでしょうか。麻実さん(@mami_wmyco)は、「寒さに身体が慣れてないのか、おでこを強く押さえてないとズキン、ズキンと痛むくらいの頭痛が朝から止まらなかったのだけど、座ってカイルを膝に乗せたら治ってきた。やはりロキソニンより、カフェインより、犬!」と、実体験をツイート。そこには、麻実さんの頭痛を治してくれたというわんちゃんが写っていました。
なぜ、頭痛は収まったのでしょうか。飼い主の麻実さんに詳しいお話を聞きました。
ーーワンちゃんのお名前と犬種を教えてもらえますか。
「名前はカイル。ボーダーコリーの男の子です。6月生まれなので、1歳半になります」
ーー犬に触れていると心地良くなりますか。
「血行が良くなるのか、緊張がほぐれます。寒い日の頭痛が治るのはそのせいかな?と思います」
ーーカイルくんも幸せそうな顔をしていますね。
「カイルは1カ月前に来た保護犬でして、これまであまり大事にされていなかったので分離不安があります。少しずつ治ってきていますが、暇さえあれば膝に乗ったり、後ろ脚で立ち上がって抱きついてきます。落ち着きがなく興奮しやすい子ですが、抱っこしてあげると本人も落ち着きます」
ーー病気もせず、ストレスのない生活を送れているとも書かれていますが。
「犬たちの顔を見ているとネガティブな感情がすーーっと引いていくので、ストレスがないです。時間に追われてやりたいことが全然出来なかったり、夫が頼んだことを忘れたり(笑)、イライラすることもありますが、犬たちの発するエネルギーがポジティブなので、嫌なことがあっても『悩んでる時間がもったいない!』と、すぐ前向きになれます」
ーー犬を飼うと散歩をしますし、健康にいいのかもしれませんね。
「散歩やドッグスポーツの練習等、問答無用で身体を動かさせられるのも健康維持に繋がっているとは思いますが、ネガティブなエネルギーを犬が吸い取ってくれるというのが犬との暮らしがくれる一番の効能かな、と思います」
リプ欄には、「万能薬犬。どんな薬よりも効きそうですね」というリプライもありました。病気の原因を治すことはできなくても、犬は心を整えてくれる大切な伴侶なのかもしれませんね。