北海道に住む美容師男性(39)の手作りするお弁当が、異才を放っている。ある日のそれは、透明な食品保存容器にごはんが敷き詰められ、その上にウインナーをアレンジした不思議なキャラクターがずらりと並ぶ。目も口もあり、手足も…。名前は「ウインナー星人」だ。
ウインナー星人が大量生産されているのは、インスタグラムのmilkteaさん(@milktea.1122)のアカウント。作り方はウインナーを半分に切った後、手足と口の切込みを入れて焼き上げる。目は、つまようじで刺してゴマをねじ込んでいるという。元々お弁当は作っていたが、オリジナリティを求めて今年6月からウインナー星人を取り入れ始めた。毎日約15分でつくるのがモットーという。
お弁当はバリエーション豊かだ。ウインナー星人がししゃもに乗っているように配置したもののほか、三色丼風にアレンジしたもの、ワタリガニとウインナー星人を共演させた豪華な一膳…。ごはんの上にレトルトカレーをかけ、ウインナー星人を10体置いた投稿には「ウインナー星人がカレーのプールで泳いでいるみたい」と返答が殺到した。
最近は、ウインナー星人の口に米粒を置いて「つまみ食い星人」、体はウインナーだが顔の部分にベビーチーズを使った「ベビーチーズ星人」、髪の毛にパスタを使った「ロン毛のウインナー星人」なども登場し、お弁当はさらに混沌とした状態に。それでもフォロワーからは「かわいい」「癒される」「栄養は大丈夫?的なところも含めてツボ」などと支持する声が絶えない。
ところで毎日、ウインナーばかり食べて飽きないのだろうか。「少し飽きてきたので、小さめの皮なしの小さめのウインナーです」と笑う。栄養状況については「夜はしっかり食べているので大丈夫です」とのこと。ご安心を。
milkteaさんのアカウント
https://www.instagram.com/milktea.1122/