労働時間に時給、人間関係、勤務地、やりがい…アルバイトとひとことで言っても、なるべく好条件な環境で働きたいですよね。とはいえ、本音は「楽して稼ぎたい」。そんな投稿がSNSで6万いいね超えの話題となっています。
「『このバイトはマジで楽だった』っていうのがあったら教えてほしい。今まで楽なバイトに出会ったことない」と投稿したのは、ツイッター名・どうしても働きたくないさん（@fu_majime66）。働きたくないという頑固たる意志が名前からも滲み出ていますね。しかし現在は社会人3年目でサービス業系の企業に勤務しているそうで、しっかり働いていらっしゃいます。
今回投稿するきっかけについて聞いたところ、「『楽な仕事なんてない』ということは誰もがわかっていると思うので、『この仕事すごい楽だった』っていうおいしい仕事があったら既に話題になってるだろうなと思うんです。だけど誰からもそんな話は聞いたことがないし、私自身が今まで経験してきたアルバイトはどれも大変なものばかりだったので、本当のところどうなんだろう？と思い、好奇心でツイートしました」とのこと。
この投稿には約1800件のリプライ、1500件以上の引用リツイートが寄せられ、反応は3000件にも及びました。コメントのなかには、「コンビニは働きやすさで言うといい感じ」「工場系は楽ですよ」といった想像範囲内のものから、「スタバの隣りにあるさびれたカフェ」「野球中継の機材運び」など面白いアイデアを投稿する人も見られました。
膨大な数の声から、特に楽そうだと感じたものについては、「お化け屋敷のお化け役は楽そうだし楽しそうだなと思いました。あと個人経営の小さな雑貨屋さん、トラックの運転手が作業中、駐禁にならないように助手席に座っている仕事は良さそうだなと思いました」とコメント。
また、珍しい部門には「アイススケートリンクの氷貼り」「ゲームのベーステスター」「寝具のモニター（寝るだけ…？）」「巫女」なんてものも。学生の特権である「教授や大学イベントのお手伝いバイト」も良いかもしれないと教えてくれました。
そんなツイート主さんがこれまで実際に経験のあるバイトは、「スイーツの販売（4年）」「飲食店」「ティッシュ配り」「イベントの会計」「家庭教師」だそうでなかなかの経験者。「イベントのバイトは休憩が長くて時給もよかったのですが、暑くて体力的にはキツかったです」だそうです。
最後には、これだけの大きな話題となったことについて、「正直とても驚きました。どの方も見ず知らずの私にすごく丁寧に教えてくださり、温かさを感じて嬉しかったです」とし、「人には向き不向きがあるので何を楽だと感じるのかは人それぞれだなと感じました。また、改めて多くの人が携わって世の中は回っているんだなと感じることができ勉強になりました」と好奇心が満たされた様子でした。
