「こんな違う??? 冬、ダックスフントか?」とつぶやき、はく(@F2qZv)さんがツイッターに投稿した写真が話題です。そこに写っていたのは、「夏」の原っぱにたたずむキリッとした白い柴犬さん……と、アゴも身体もムッチリとした「冬」の白い柴犬さんの姿!しかも「冬」の柴犬さんは「夏」と比べて、明らかに「足」が短いではありませんか。
「まさか!同じ犬とは(笑)」「冬は足も縮む感じなんですか(笑)」「毛はわかりますけど、なぜ足の長さまでw」と、愉快なリプライが殺到した「夏」と「冬」の白柴さんの違いについて、飼い主さんにお話を聞きました。
「いいなぁ♡2匹飼えて」「1匹のはずなんですが…」
「夏」と「冬」で別犬レベルに見た目が違っていたワンちゃんは、生後11カ月になる白柴の男の子、はくくん。息子さんと競うように砂浜を掘る様子でも話題になった柴犬さんです。
リプ欄に寄せられた「いいなぁ♡ 年間で2匹飼えて」という声に対して、「1匹のはずなんですが…」と、ユーモアたっぷりに返答していた飼い主さんに、「夏」と「冬」のはくくんの違いについて、お話を伺いました。
やはり違いの要因は「毛」
ーーダブルコートの柴犬は「夏」と「冬」でかなりもふもふ具合が違いますが、まさか足の長さまで変化するとは…(笑)。
「もふもふの量はかなり違います。冬は指で身体を触ろうにも毛が深く、なかなか地肌に触れられませんでしたが、今は地肌が目視できます」
ーー改めて「夏」と「冬」のはくくんの違いにどんなご感想を…?
「ただただ、『冬』の太った犬の姿に笑ってしまいました。同時に、今(夏)とのあまりの違いに驚きました」
ーーはくくんはまだ生後11カ月なのだそうですね。もしかして足の長さの変化は「成長」では…?
「はい、生後11カ月のオスの白柴です。ダックスフントではありません(笑)。確かに成長によるものとも思いましたが、冬の写真は生後6~7カ月の頃で、そこから夏まで体重はあまり変わっていません。なので、やはり毛かと」
ーー柴犬の「毛」恐るべし!ところで、「それよりもなぜ娘さんが倒れてるかが気になります(笑)」「『冬』って字の下が気になって…」というリプライも寄せられていたように、『冬』の写真で、リードを持つ娘さんの様子に注目した方もいらっしゃいましたね。この時、娘さんは笑顔だったそうですが、これはどういう状況なのでしょうか?
「この写真の直前まで、娘ははくと転がってじゃれ合ってたんですが、犬が急にスンッ…となったため、娘だけが取り残されてしまった、という感じです。ツンデレ発動です。はくと子どもたちの関係は、上下関係ではなく『友達』なんです。ごはんやおやつの時だけ言うことを聞いています」
ーーさすが気高き柴犬…。
「柴犬あるあるかもしれませんが、ツンデレが過ぎます。可愛がろうとするとあからさまに嫌そうな顔をする…と思ったら、いつの間にか横にしれっと座ってる。仕事が終って帰宅すると、嬉しそうにしっぽを振って寄ってくるけど、数秒で飽きて自分の小屋に入る。ボールを追いかけて飼い主のもとに持ってくるけど、距離が遠い。取りに行くけど持ってこない。取りに行くふりしてスルー、などなど…(笑)」
◇ ◇
「想像以上に毛が抜ける」と言われる換毛期の柴犬。つまり、「冬」の柴犬はそれだけ身体中にもふもふをため込んでいる、ということ。そのせいで、冬は「太った?」と言われることも多い柴犬ですが、まさか「足の長さ」まで変化するとは!柴犬の魅力は底知れないですね。