「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」のオフィシャルホテル「ホテル ユニバーサル ポート」(大阪市此花区)に、アニメ映画『怪盗グルーの月泥棒』がモチーフの客室が7月15日に登場します。
同ホテルが開業17周年目を迎える同日に誕生する「ミニオンルーム 3」は、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」とのコラボ第3弾。劇中に登場するハチャメチャだけど愛らしいミニオンたちとの世界観が楽しめるルームは、2016年に第1弾の客室が登場して以来、瞬く間に人気に。今回も6月14日の販売開始から1時間で約100件の予約が入り、初日だけでも宿泊開始日と翌日は満室になるほど反響があったとのこと。
新たなコラボルームで、圧倒的な存在感を放つのは映画・第1作目に登場するクリーチャーのジェットコースターを模した2段ベッド。さらに、グルーがアグネスのために「ユニコーン フラッフィ」をゲットしたゲーム「スペース・キラー」を模したテレビボードもポイントです。
壁紙やバスルームの随所にミニオンが配され、遊び心あふれるこちらのお部屋、どのような思いが込められているのか、同ホテルの担当者に伺いました。
映画の中に入り込んだ気分に!?
10室ある第1弾は、ユニークにくつろげるワニのソファがあり、子どもと添い寝しやすいベッドを設けてファミリー向けに。2室ある第2弾は約2mのピンクのクマのチェアやミニオンの楽しい仕掛けが施され、女性グループにも人気に。今回は、大人グループの利用を見込んで客室を企画したそう。
――部屋に入ると、お顔のある大迫力のベッドが目に入り、圧倒されました。
入った時のインパクトや「この部屋を訪れないと体験できない!」という空間を目指しました。「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」などを楽しまれるお客さまがホテル内でも同じような気分になっていただければと、既存のコラボルームより、映画のシーンそのままに体感できる空間を意識しましたね。
――第1弾は「グルーの邸宅」、第2弾は「アグネスたちのお部屋」という事でベースがお家ですが、今回は「思い出の遊園地」ですね。実現までに、意識された事は?
せっかくのコラボルームですので、新たに突き抜けた事もしたいなと考案しました。もちろん、ホテルはどんな方にも安全・安心に宿泊していただく事が大前提ですので、施設・設備などの基準を守りながら、映画に登場する「思い出の遊園地」のわくわくする世界観を損なわないように立体化するという事が課題でした。
――テレビボードに飾られたぬいぐるみなども、遊園地を再現されていますね。
ミニオンや映画を知らない方でも楽しめる空間作りを意識しておりますが、この遊園地「スーパー・シリー・ファンランド」は劇中で重要な場所。グルーと3姉妹(マーゴ、イディス、アグネス)が次第に心を通わせ、距離が近づく場面もありますので、お客さまにとっても絆となるお部屋になれば幸いです。
既存のコラボ部屋も予約が増加傾向に
――既存の客室は、どのようなお客さまが多いですか?
家族連れやミニオン好きのお客さまたちがホテルのロビーやお部屋で写真撮影も楽しんでいただく印象です。今回のお部屋予約の現状では、既存のコラボルームに宿泊された方はほどんどおられず、第3弾が初めてという方が大半です。
――新規のお客さまも増えているのですね。
新たなコラボルームの誕生により、第1弾・第2弾のお部屋についても昨年を上回るペースで予約をいただいています。昨年はコロナによる外出自粛、緊急事態宣言の発令がありましたが、最終的にはほぼ満室となりました。今年は条件が異なるので比較するには適していませんが、予約受注のペースが昨年と比べ断然早い状況です。
――利用する方へメッセージをお願いします。
様々な観光復興へ施策が実施されたことにより、「旅行に出かける」ことに対し、ポジティブになり「プライベートの時間をアクティブに過ごそう」「今、体験しよう」という、エネルギーの高まりを感じます。当ホテルにおいて、エンタメ性の強いミニオンルームシリーズへ順調に予約いただいていることも「その表れであるのかな」と嬉しく感じています。この宿泊が、旅のデスティネーションの一つ、となることが私共の願いです。
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各コラボルームの定員は2~4名。「ミニオンルーム 3」料金は2名1室・1名あたり34000円~、3名1室・1名あたり24000円~、4名1室・1名あたり21000円~(朝食付き/消費税・サービス料込み、宿泊税別)。なお、ミニオンルームの宿泊特典として、1人につき1つずつオリジナル・コラボグッズ(ランドリーポーチ、アメニティポーチ)がプレゼントされます(有料人数分)。
「ホテル ユニバーサル ポート」
大阪市此花区桜島1-1-111
https://www.hoteluniversalport.jp/