「なぜこのタイミング?」ベビーカー返却直前に眠ってしまった息子に対する父親の愛あふれるぼやきツイートが話題 「幸せな時間」「優しいお父さん」と労いの声

竹中  友一(RinToris) 竹中 友一(RinToris)

息子よ、どうしてベビーカーのレンタルを返す数秒前にぐっすり眠ってしまうのでしょうか…

愛する家族との幸せなひとときを写真で紹介したパパさんのツイートが話題です。ツイートをされたのは、オーストラリア人で日本在住の医師・Dr. Rennick[レニック]さん(@NicholasRennick)。

テーマパークで眠っている子どもを抱っこしているレニックさん。この時、レンタルしていたベビーカーを返却した直後だったそうです。息子さんは、それまでは元気だったのに、ベビーカーを返す時になって、急に眠ってしまったのだといいます。

それまでは難なくことが進んでいたのに、いざという時に限って予想外のことが起きてしまう…。このように感じた経験は、多くの方にあるのではないでしょうか。これは「マーフィーの法則」とも呼ばれるあるあるですが、今回レニックさんはまさにそんな経験をしてしまいました。

しかし、「どうして…」とぼやきながらも、安心したように眠る息子さんを抱っこするレニックさんは、とても幸せそう。愛が溢れ出ている写真ですね。

家族でレゴランドに。あまりの楽しさに遊び疲れて…

ツイートは、子どもたちと愛知県名古屋市にある『レゴランド・ジャパン』に行った時のもの。

2020年より日本に移住したというレニックさんですが、来日した直後に新型コロナウイルスが猛威を奮ったことにより、旅行など自由に行動することができなくなってしまいました。

最近になってようやくコロナ感染も落ち着き、規制も緩和されてきたので、レニックさんは3人の子どもたちを連れて名古屋旅行を計画。6歳の誕生日を迎えた長男さんが大のレゴ好きだということで、メインの目的地は『レゴランド・ジャパン』になりました。

レゴランド・ジャパン・ホテルにも泊まりながら、2日間夢のような時を過ごしたレニックさんたち。

レゴ好きな長男さんばかりでなく、8歳になる娘さんや3歳になる次男さんも、子どもたちはみな大はしゃぎでした。それこそ眠る暇もないくらいに…。

しかし、楽しかった時もいつか終わるもの。レニックさんたちは、レンタルしていたベビーカーの返却に向かいます。

ベビーカーを借りたものの、次男さんはとても活発な性格であり園内でも自分で歩きたがったため、殆どベビーカーに座ることはなかったといいます。しかし、最後の最後――レニックさんがふと見ると、次男さんはベビーカーでぐっすりと眠っていました。さっき見た時は起きていたのに――あたかもこの数分間のタイミングを狙ったかのようだったといいます。

このような微笑ましいエピソード。ツイートのリプ欄には、多くの共感や称賛の声が寄せられました。

「何で今?って事が沢山沢山あります」
「うちの子は電車帰りで最寄駅が近くなると良く寝てました」
「いっぱい遊んで電池切れになっちゃったんですね(๑´∀`๑)」
「幸せな時間を家族で過ごせて良い思い出を心に刻まれたと思います」
「優しいお父さんなのが伝わって来ますね」

レニックさんにお話をおうかがいしました。

――最後の最後に眠ってしまうほど、楽しかったのでしょうね。レゴランドで印象に残っていることや、子どもたちが楽しんでいたのはどんなところでしたか?

レニックさん:本当に楽しかったです。2日間過ごしても、もっといたいと思うほどでした。乗り物はディズニーランドより待ち時間が少なく、子どもたちくらいの年齢にちょうど良いものでしたし、自分で操作する乗り物もあり、これも子どもたちにとても好評でした。また、ゲームもいろいろできて、お祭りのような気分にもなれました。最後の日に「東京に戻りたくない!レゴランドに住みたい!」と娘が言っていました。

――夢のような時間を過ごされたのですね!最終的に眠ってしまった息子さんですが、その後どうされましたか?

レニックさん:起こしたくなかったので、寝たまま抱っこしました。この日の天気はとても暑く、親子とも一瞬で汗びっしょりになりました。本人はそのまま、20分ほど寝ていました。もう3歳半になる息子は、随分ずっしりしてきたなと思いました。

――子どもの成長の早さを実感してしまいますね。しかし、この歳になっても、子どもにとって睡眠は大事ですよね。

レニックさん:今回のレゴランドでの話に限らず、この年齢になると昼寝はとても難しいと感じます。1、2歳の時は昼頃になったら自然と寝ていましたが、3歳になると体力がついてしばらく起きていて、午後の3~4時くらいにバッテリーが切れることも多い。でも、その時間にぐっすり寝てしまうと夜ちゃんと眠れなくなってしまいます。

1人で遊んでいると思っていたのに、17時ごろに見るとぐっすり眠っていた、という時などは焦ります。親としては、自然に眠る時まで待つか、早めに昼寝させるか、その判断が難しいところです。ベビーカーを返しに行った時もちょうどそのような時間帯でしたし、やはり一日たっぷり遊んだこともあって、よっぽど寝たかったのかな、と思います。

――名古屋では他に何をして過ごされましたか? 思い出など教えてください。

レニックさん:とにかく名古屋名物に感動しました!味噌カツ、ひつまぶし、小倉トーストなど、とても美味しかったです。子どもたちもきしめんを大量に食べていました。新幹線を使えば東京からでも近いので、また週末旅行にでも気軽に行きたいと思います。

  ◇  ◇

以前から日本が大好きだったというレニックさん。15歳の時に日本に留学した頃から、日本で暮らすのが夢だったそうです。

ですが、日本に移住してすぐ新型コロナ感染が広がり、レニックさんは医師として病院勤務の傍ら、テレビ出演を通じて感染状況や対策について語るなど、コロナ対応に取り組んできました。

「大変なことも沢山ありましたが、一番大変な時に社会が一体となり、しっかりした感染対策でコロナの脅威に立ち向かった。この大変な時にここまで努力してくださった皆さまに感謝しています」と、レニックさんはメッセージを送られています。

「まだコロナの時代は終わっていないですが、いよいよ感染対策が少しずつ緩和できてきている状態になって嬉しいです。これからもよろしくお願いいたします!」(レニックさん)

Dr. Rennick [レニック] さんのTwitterはこちら
 →https://twitter.com/NicholasRennick

レゴランド・ジャパン・リゾートの公式サイトはこちら
 →https://www.legoland.jp/

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