iPadで広告を流して歩くギグワーク、報酬は最大1時間1200円…IT時代のサンドイッチマン?

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広告動画を再生したiPadを専用のバッグに入れ、歩いて稼げる広告バイト「Stchar !(ストチャー!)」が6月4日、正式リリースされます。最初の“職場”は東京・渋谷エリア。収入は最大1時間1200円。iPadの画面が人に見えるようにリュックを背負って歩くもので、これってIT時代のサンドイッチマン(人間広告塔)?

ネット上の記述によると、サンドイッチマンとは古くからある広告宣伝手法を指します。人の胴の前面と背中とに宣伝用の看板を取り付けた形状が、食べ物のサンドイッチに似ているから、が由来のようです。日本では戦後間もない昭和20年代に多かったようですが、現在は広告手段の多様化で見かける機会は減少。なお、「ちょっと何言ってるかわからない」の売れっ子芸人の方は、「サンドウィッチマン」(事務所サイト表記)です。

広告企画・開発・運営やアプリ開発を展開する「Wanna Technologies」(ワナテクノロジーズ)が提供する新しいギグワーク(単発の仕事を受ける働き方)。

希望者は、iPad(iOS14以降に対応)に「Stchar!」のアプリ(iOSアプリ)をダウンロードし、専用バッグに入れます。なお、12.9インチのiPadは、バッグに入らないので注意が必要です。また所定のエリアから外れると、広告動画を表示していても報酬につながりません。コンビニ、デパートといったお店など私有地に入るときは、広告動画を一時停止しなければいけません。稼げる日時は、放映する広告の在庫によって異なり、雨天の場合は中止です。

Stchar!で稼いだ報酬は、デジタルウォレットアプリ「Kyash」に出金することで即日利用できるようになります。Kyashに出金された残高はVISAやQUICPayの利用店舗で使うことができ、ATMなどで現金として引き出すこともできます。 

最初の稼げるエリアは渋谷です。忠犬ハチ公像を中心にして描いた半径500mの円内が所定エリアになっています。稼げるエリアの範囲は拡大予定といいます。また、「歩く」だけでなく非日常を感じられるイベントに参加しながら稼げる広告バイトも企画しているといいます。

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