お散歩は、犬と暮らす上での欠かせないルーティンの一つといいます。そこで、現在犬を飼っている全国の男女500人を対象に「犬の散歩」について調査を実施したところ、2頭以上同時にお散歩している人の半数以上が、お散歩中に「困ったことがある」と回答しました。具体的には「リードがすぐに絡まる」「引っ張り合いになる」「1頭吠えるともう1頭も吠えてうるさい」などの声が寄せられたそうです。
2022年5月に、株式会社NEXERの100%子会社であるpepy株式会社が、ペットを愛する人のためのお役立ち情報を発信するメディア「pepy」上にて実施した調査です。
はじめに、「現在、犬を何頭飼っていますか」と聞いたところ、最も多かったのは「1頭」（444人）でした。次いで、「2頭」（44人）、「3頭」（8人）、「4頭」（2人）、「7頭」「8頭」（いずれも1人）と続きました。
次に、「犬を2頭以上飼っている」と回答した人に「犬のお散歩をどのようにしていますか」と聞いたところ、「2頭以上を一人で同時にお散歩する」（57.1％）が最も多く、次いで「2頭以上を複数人で同時にお散歩する」（17.9％）、「1頭ずつお散歩する」（16.1％）と続きました。それぞれの理由については以下のようなコメントが寄せられたそうです。
【2頭以上を一人で同時にお散歩する理由】
▽時間が無いので。そのようにしている。2匹も、その方が楽しそうに見えるから（52歳女性）
▽1頭ずつだと時間がかかるから（30歳女性）
▽2頭とも仲が良く仲良く散歩ができる（71歳男性）
▽犬が一緒の方が喜び、自分の散歩の回数も1回で済み、時間を有効に使えるから（55歳男性）
▽一度で済ませたほうが楽だから（40歳女性）
【2頭以上を複数人で同時にお散歩する理由】
▽みんなで出かけたいから（55歳男性）
▽大型犬と小型犬なので、大きさが違いすぎて1人ではお散歩が大変。1人だとフンを拾うのも苦労するので（46歳女性）
▽大型犬でそりを引く犬種なので、一人で2頭を散歩させるのは大変（49歳男性）
▽人間の運動を兼ねた散歩（83歳男性）
【1頭ずつお散歩する理由】
▽2匹の散歩のペースが異なるので（56歳男性）
▽同時に行くと暴れるので（33歳女性）
▽歩く速さが違う（56歳男性）
続いて、「2頭以上のお散歩中に困ることはありますか」と聞いたところ、52.4％の人が、「困ったことがある」と回答しました。具体的には以下のようなコメントが寄せられたそうです。
【2頭以上の散歩中に困ったこと】
▽2頭共同時に動いてくれない時（36歳男性）
▽それぞれの犬が行き先が違い、引っ張り合いになる（54歳男性）
▽それぞれが違う方向へ行き、リードが絡まってしまうから（52歳女性）
▽人が近づいてきたときに、ワチャワチャなってリードが絡む（46歳女性）
▽1頭が歩かないとき（57歳男性）
▽1頭がもう1頭にちょっかいをかけに行くため、リードがすぐに絡まること（20歳女性）
▽2頭各々性格が違い、他の散歩している犬に対して態度が違うことがある（55歳男性）
▽フンの処理が大変（53歳男性）
▽1頭吠えるともう1頭も吠えてうるさい（40歳女性）
最後に、犬を飼っている500人に「一回のお散歩にどれほどの時間をかけていますか」と聞いたところ、「20分～30分未満」（33.2％）、「10分～20分未満」（23.0％）、「30分～45分未満」（17.8％）、「45分～60分未満」（11.4％）、「10分未満」（9.8％）という結果だったそうです。
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【出典】
▽【犬を飼っている500人に調査！】“多頭飼い”は11.2％、お散歩はどうしている？
https://er-animal.jp/pepy/120749
