オーロラのようにきらきらと光る「玉」の写真がTwitterに投稿され、注目されました。一見、これが「シャボン玉」だとは分からないその質感と輝きに、驚きと称賛の声が集まっています。投稿したのは、Takumitsu Kazuno(@kazunodesign)さん。思いがけない「シャボン玉」の魅力を写し出す手法を聞きました。
まるで夜空にきらめく星のようにも、海底のはかない水泡のようにも見える、見る人の想像力を刺激するシャボン玉の輝きに、「すっっっごい綺麗です 目を奪われました」「宝石が宙に浮いてるみたいですごい」「玉ボケ感も最高… 誰かシャボン玉吹いてください」など、その美しさに心を打たれた人たちからの声がいくつも届いています。
投稿への反響を「想像以上にたくさんの方に見て頂けて嬉しい限りです。こうして記事にもして頂けたので、大変感謝しています」と喜ぶTakumitsu Kazunoさん。Kazunoさんは茨城県で活動するグラフィックデザイナー兼フォトグラファーで、タイムラインには今作以外にも多数、シャボン玉の写真が投稿されています。
シャボン玉は自分で吹いて撮影 太陽の角度や光の具合、背景を意識
――シャボン玉を撮るようになったきっかけは?
シャボン玉を何となく撮った写真が想像以上に綺麗に撮れていて、新しい発見と同時にのめり込んでいきました。シャボン玉は遊び道具ではありますが、光の当て方や偶然性によって表現の幅が広がることに魅力を感じています。
――今作以外にもシャボン玉を写した写真作品をいくつも投稿されています。撮影のコンセプトは?
シャボン玉に関しては、撮るうえでのコンセプトは明確にはありません。ある程度撮りためた中からイメージに近いものを選び、色調を整えて仕上げています。
――撮影に使用した機材について教えていただけますか。また、キレイなシャボン玉を作るために工夫していることは?
Nikonの一眼レフを使っています。シャボン玉の道具は玩具店で一般的に買えるもので、自分で吹いて撮っています。また、撮る際には太陽の角度や光の具合、背景を気にしています。
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シャボン玉だけでなく、桜、植物、空などを撮影した写真も投稿しているKazunoさんは、「Twitterに載せている写真はほんの一部で、インスタグラムをポートフォリオのようにしていろんな作風を載せています。今後はシンプルで、穏やかな写真を撮っていけたらと思っています」とも話しています。
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