「初対面の柴犬どうしが出会うと 大体こんなイメージ」というつぶやきと共に、漫画家・石原 雄さん（@K5dbZRmjNe77i5r）がツイッターに投稿した書き下ろし漫画が話題です。
初対面の柴犬同士は……おおよそ武士である
石原さんは、６歳の柴犬の女の子「ハルさん」と暮らす漫画家さん。柴犬と女子高生が終末世界を巡る石原さんの漫画『世界の終わりに柴犬と』に登場する柴犬のモデルはもちろん、ハルさん。犬好きさんたちからも絶大な人気を誇る作品です。
今回、石原さんが漫画に描いたのは、見知らぬ「柴犬」同士が散歩中に出会った際の、すさまじいほどの「緊張感」。犬に対しても人間に対しても陽気でフレンドリーな洋犬を「いわゆる欧米タイプと例えるなら」、孤高の日本犬「柴犬」同士の初対面の出会いは「おおよそ武士である」と石原さん。
そのスリリングな瞬間を武士同士の「間合い」に例え、飼い主（主君）の存在を完全に忘れている状態の「浪人モード」として描いた漫画に、「緊張感…分かる」「思い当たるフシがあり過ぎる」「見合ったあとに吠え合い合戦が始まります」と、リプ欄には柴飼いさんたちからのリアルな声が殺到しました。
「うちは引きずられながらも睨みをきかせるタイプ」
「うちのは間合いを詰めながら匂いを嗅ごうとするけど、決して嗅がせない浪人です（笑）」
「我が家の箱入り娘は侍（他柴）にうち震える子だわ。米粒に見える距離で」
「うちの子は初手で斬りかかるタイプの柴だった…」
「うちは完全にスネ夫タイプ。強い犬の後ろで、やんのか！？お！？って言ってます」
さすがサムライの国の犬
「さすがサムライの国の犬」というリプライも寄せられていたように、柴犬は国の天然記念物に指定されている日本犬。狼に近いDNAを持つと言われ、飼い主への忠誠心が高く健気な反面、警戒心が強く、見知らぬ犬や人間との交流が苦手な個体が多い傾向にあるようです。
そんな孤高の日本犬「柴犬」同士の姿を「武士」に例えた漫画「初対面の柴犬どうしが出会うと 大体こんなイメージ」。あなたのお家の柴犬ちゃんはどんな「武士」ですか？
