黄と青のカラースプレーで「エビチリ」と描いた謎のグラフィックアートがSNS上で大きな注目を集めている。
「こういうので『エビチリ』ってことあるんだ。」
とこのグラフィックアートを紹介したのはイラスト短歌作家のハナチャンさん(@okkimenoishi)。
どうやらこの「エビチリ」のグラフィックアートやステッカーは東京都内各所で発見されているようだ。ハナチャンさんの投稿に対し、SNSユーザー達からは
「エビチリステッカーも渋谷の至るところに貼ってあります。なんなのか気になる。」
「あたしも可愛くて撮りましたそのエビチリちゃん!あたしのはカラフルver.です!!笑」
「スプレーアートタイプのエビチリは代々木八幡駅近くのものだと思うのですが、ステッカーはたくさん貼ってあるのにスプレーアートタイプのものは中々見かけないので、私も発見した際めちゃくちゃテンション上がりました。」
「ラクガキとか絶対だめだけど下書きもなくおそらくスプレーだけでここまで綺麗に描ける才能をもっと有効活用出来ないんだろうか、っていつも思います。エビチリ‥笑」
など数々の情報提供のコメントが寄せられている。
ハナチャンさんにお話をうかがってみた。
ーーこのグラフィックをご覧になった場所はどちらですか?
ハナチャン:撮影場所は代々木八幡駅(東京都渋谷区)すぐ高架下です。周辺にも同様のGAがありました。
ーー発見された際のご感想をお聞かせください。
ハナチャン:様々なグラフティアートがある中で、「エビチリ」の堂々たる文字列は意外で面白かったです!デザインも綺麗だし塗りも丁寧で、これは色んな人に見てもらいたいな、と思いツイートしました。
ーー今回の反響へのご感想をお聞かせください。
ハナチャン:今までも何度か所謂プチバズしたツイートがあり、リプライがつきましたがこんなに沢山ついたのは初めてでした!色んな場所での目撃情報を教えてもらえました。20分足らずで広がったツイートでこんなに情報が集まったので、改めてインターネット、ことTwitterの拡散力・情報収集力は凄いなあと思いました。みんなありがとう!
◇ ◇
これらの「エビチリ」がすべてが同一人物によるものかはわからないが、いかに魅力的なアートとは言え無許可で建造物に絵を描くことは法に問われる可能性もある。今後はより多くの人に望まれる形で展開してほしいものだ。
なお今回の話題を提供してくれたハナチャンさんはイラスト短歌作家として活動するかたわら、洋服や雑貨などさまざまなエッジの効いた作品をウェブ上で発表している。
ご興味のある方はぜひチェックしていただきたい。
ハナチャンさん関連情報
Twitterアカウント:https://twitter.com/okkimenoishi
SUZURI(ウェブショップ):https://suzuri.jp/okkimenoishi