汚れすらも愛おしい♡ワンコの愛が作った窓アートに「ぎゅ~ってしたい!」と愛犬家が共感 「大掃除でもそこだけ拭けない」

鶴野 浩己 鶴野 浩己

白く濁った2階の窓。その汚れの理由が「愛おしい」と反響を呼んでいます。

 

汚れた窓の内側から覗くのは、「@su_san0330」さんの愛犬、ボーダーコリーの「スーちゃん」。そう、この汚れは、スーちゃんが鼻をくっつけながら飼い主さんの帰りを待ちわびていた跡なのです。

「『鼻の跡の数だけ帰ってくるのを楽しみに窓を見てたって事かと思うと鼻水の跡も愛おしい』インスタのストーリーに載せたらこんな素敵な言葉をいただきました」というコメントと共にTikTokに投稿されたこの動画。コメント欄には、

「2年前に空に行った愛犬が残した鼻のスタンプ。『消したくないなぁ』と言って未だに掃除してない母を思い出しました」

「4年前に亡くなった愛犬の鼻の跡、ずっと取ってあります。大掃除でもそこだけ拭けない」

「鼻水アート仲間いた~!」

「ぎゅ~ってしたいですね。愛おしい」

といった声が寄せられ、1.4万件を超える「いいね」が押されています。

職場であるペットショップにスーちゃんと一緒に出勤しているという飼い主さん。パートナーのような存在だというスーちゃんとの毎日について聞きました。

――スーちゃんはいつも2階の窓から帰りを待っているのですか?

そうですね。実家暮らしなのですが、スーちゃんはいつも2階にある私の部屋で過ごしています。なので、出かけたときもこの窓から帰りを待ってくれています。

――お鼻の跡がたくさんありますね。

音に敏感な子で、家族が帰ってくるといつも窓から外を見ていたので、鼻スタンプは以前からたくさんありました。ただ、私の帰りを窓際で待ってくれていたことは最近気づいたんです。たくさんの跡の中に、私を待ちわびた跡もあるのかと思うと、汚れが愛おしくなりました。

――飼い主さんが大好きという気持ちが伝わります。

私が移動するとずっとついてきて、トイレの間も扉の前で待っているほど私のことが大好きです(笑)。職場のペットショップはワンコとの出勤もOKなので、基本的にはずっとスーちゃんと一緒。だから、たまにスーちゃんを置いて出かけようとすると、悲しそうな目でずっと見てきます。

――それは後ろ髪が引かれますね。

そうなんです。でも、私にとってもスーちゃんはパートナーのような存在なので、できるだけ一緒にいたいと思っています。家族に迎えてからは、生活がこの子中心に変わりました。

――ちなみに、帰ってきたときのスーちゃんの反応は?

嬉しいという感情が爆発します(笑)。ちょっとコンビニに行って帰ってきただけでも甘えた顔でお腹を見せて喜んでれるので、いつもすぐ抱きしめてしまいます。

――感情表現が豊かなのですね。

そうですね。嬉しいときは満面の笑みですし、怒ったときはぬいぐるみを咥えてぶん回します(笑)。職場では、他のスタッフたちのワンコと一緒に休憩室にいるのですが、私が他の犬の名前を呼ぶだけで怒るほどヤキモチ焼きでもあります。

――そんなスーちゃんの鼻スタンプが反響を呼びました。

もともとは、スーちゃんが窓際で待ってくれている様子をインスタのストーリーにアップしたら、「鼻の跡の数だけ待ちわびていたと思うと汚れも愛おしい」といった素敵なコメントをいただいたんです。この声のおかげで、それまで汚れだと思っていた跡が大切に思えるようになりました。TikTokの投稿でも鼻スタンプのエピソードを書いてくれる方などがいて、胸が熱くなりました。投稿した私の方が、いろんなことに気づかせてもらいました。

 

「うちの子はめちゃめちゃかわいいと思って投稿している」と笑顔で話してくれた飼い主さん。SNSには、お世辞抜きにかわいいオッドアイのスーちゃんの姿がたくさん投稿されています。興味のある方はぜひ覗いてみてくださいね。

■TikTok

https://www.tiktok.com/@su_san0330

■Instagram

https://www.instagram.com/rinsu__shampoo/?hl=ja

 

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