「ブラッシング大っ嫌いなルアたんに私愛用のタングルティーザーを譲った経緯がわかる4コマ タングルティーザー様様」というつぶやきと共に、4枚の写真をツイッターに投稿した、ルアン@ポメラニアンさん(@ruuuaan)。
そこに写っていたのは、大嫌いなブラッシングを嫌がる子犬……が、ブラッシングされるうち、どんどん表情が変わり、最後に恍惚の表情を浮かべる爆笑必至の4コマ!わずか4コマのなかで何が起きたのか!? 飼い主さんにお話を聞きました。
4コマ目に笑うなという方が難しい
「4枚目の恍惚のお顔…」
「『うわぁああぁ』『あぁぁ…』『…あ?』『あぁ~』」
「こんなん4コマ目に笑うなという方が難しいです」といった、爆笑のリプライも殺到したワンちゃんは、ルアンちゃん。生後5カ月になったばかりのポメラニアンの男の子です。ルアンちゃんは今、ほわほわの産毛からオトナの被毛へと生え変わる時期。そのため、お顔の中心の毛が少し薄くなっています。
ダブルコートの豊かな被毛も魅力のポメラニアンは、こまめなブラッシングが必須の犬種。けれど、幼いルアンちゃんは、ブラッシングが大の苦手。この日も半ば諦めながらブラッシングを始めた飼い主さん。ところが、4コマ目には恍惚の表情に…。いったい何があったのか!?飼い主さんにお話を伺いました。
およそ2分ほどで至福の表情に…
ーー最初と最後のルアンちゃんのお顔のギャップが最高ですね。
「『ブラシ=自分にからみついてくるヤツ』と認識しているようで、からみつかれる前に噛みつこう、という姿勢でブラシに挑んでくるんです。今回もいつも通り、ブラシを見るなり噛みつこうとする→攻撃を避けて私がブラシを近づける…の闘いの末、お腹を見せて転がったところが1コマ目になります」
ーー嫌がりつつもすでに2コマ目で、「あれ?」というお顔になっているような…。
「お腹にブラシを当てた直後は抵抗しかけましたが、3回くらいブラッシングするとお口を開けたまま、噛みつこうとはしませんでした」
ーーおお…。
「その後3回ほどのブラシで、『なんだ?いつもと違うぞ?』と不思議そうな顔になったのが3コマ目です。さらにまた3回ほどブラッシングすると、『もっとやって』の体勢に入りました。そのままだんだんとお口が開いていき、たちまち4コマ目の至福の表情でとろけました。とろけた表情を見たときはもう、可愛くて可愛くて、さっきまでとの落差に笑いをこらえながらブラッシングしていました(笑)」
ーーブラシはもともと飼い主さんの愛用品だったそうですね。
「はい。このブラシも拒否られることを覚悟していたので、4コマ目の表情を見た瞬間、もうこのブラシはルアちゃんに譲らねばと決心しました(笑)」
ーー最初のコマから最後の至福のお顔になるまでの時間は…?
「意外にも早くて、おおよそ2分ほどです(笑)」
ーーなんと(笑)。今回なぜご自分のブラシをルアちゃんに使ってみようと…?
「自分自身が猫っ毛の天パで、縮毛矯正&カラーリングでひどく傷んだロングヘアだったときに、ブラッシングで大変な思いをしたんです。ここ最近、本当にルアちゃんのブラッシング嫌いをどうにかしないといけないと真剣に悩んでいたのですが、ふと、自分もブラッシングで悩んだなぁ→あれ?何で解決したんだっけ?→ タングルティーザーだ!→ そう言えば家にあるぞ?→ 使ってみよう!という流れでヒラメキました」
ーー大成功でしたね!普段のルアンちゃんはどんなワンちゃんなのですか?
「お迎えしたときから意志や主張の激しい子でした。最近は私との信頼関係もできてきて、少し落ち着いてきましたが、それでも気持ちがわかりやすい子だと思います。かと思えば、お散歩中に苦手なトラックに遭遇したときは、飼い主の前をうろうろしてチラチラ視線を送り、『抱っこ?』と聞くと、『恐かったー!』と言わんばかりに抱っこをせがむギャップがとんでもなく可愛い、我が家のアイドルです」
ーーその後、ルアンちゃんのブラッシング嫌いは…?
「もう嘘のような本当の話なのですが、今ではタングルティーザーを見るだけで、おもちゃを見たときと同じようにぴょんぴょん跳ねて、嬉しそうに走ってきます(笑)」
ーーすごい…。飼い主さんの匂いがついていたのも安心だったのかもしれませんね。
「たしかに!思いつきませんでしたが、私の匂いで安心したというのはあり得ますね。ポメラニアンなのにブラシ嫌いでは大変なので、本当によかったです!」
◇ ◇
飼い主さんいわく、「ふわふわもふもふのフォルムと、少しキツネのようなお顔、耳だけが茶色いところもチャームポイント」というルアンちゃん。飼い主さんの愛情とひらめきで、ブラッシングが大好きになって本当に良かったですね。