タオルをどれぐらい使ってから皆は捨てるのかというのが話題になっているという記事を見て、エーッと驚くと共にとても日本人らしいなと納得してしまいました。「みんなはどうなの?どうしてるの?」という周りと同調して安心するのは、日本らしいところですものね。
他家におじゃました時たまに、よく使いこんだタオルだなあと思うことがあります。例えばトイレとか洗面所とか、出されたタオルではなく、何気なくつるしてあるタオルを見て。そういうタオルの方がよく水を吸うし、私もついつい使いがちなのですが。
私の姑さんは真っ白なタオルが好きな人で、頻繁に漂白剤を使われていました。その分、ザラザラ感があったのですが、姑さんにすれば白く清潔なことが大事。タオルって、その家の人の性格が出るんですね。
私は、トイレのタオルだけは年末に替えるようにしています。古くなっていても自分では気づきにくいし、一番お客さんに接する所なので。他のタオルは、汚くなったらトイレかベランダの掃除に使って捨てているのですが、この「汚い」が難しい。
もともとのタオルが今治などの上質なタオルなのか、温泉などサービスでもらうようなタオルなのかで、寿命は随分違うもの。だから、いつ捨てるって、そんなに人を気にしないといけないのかなとその記事を読んで驚いたのです。使う頻度にもよりますし、自分の感覚で捨てたら良いのではないかと。そんなことまで同調というか、世間を気にしていることに、ちょっとビックリしたのでした。