「黄色いものを選んで!」 白菜の美味しい見分け方に「フードロス」の声も? 八百屋の本音を聞く!

青島 ほなみ 青島 ほなみ

この時期、お鍋や煮物でたっぷり頂くのが美味しい白菜

スーパーで買うときには、より長持ちして美味しいものを選ぶために「重たさ」や「色」で見極めている方も多いと思いますが、本当に良い選び方を知っている人は少ないのでは?

今回、「八百屋からのお願い」と題してカット白菜の美味しい選び方を教えてくれたのはTwtterユーザーの青髪のテツさん(@tetsublogorg)。

「カットされた白菜は

黄色いものを選んでください!

その方が長持ちします。

白菜は陳列後時間が経つと光合成で黄色い切口が緑色に変色。黄色い方が柔らかく味もいいんです。」

「内側の葉から使ってください。白菜は成長点が芯にあり、外葉の栄養を吸収し内葉を育てます。

可食部から水分や栄養分をとってしまうので成長が進むにつれて美味しくなくなります。」

とのお役立ち情報が、SNS上で話題に。

「見た目、緑色の方が美味しそうに見えるので間違った選択をしてました」

「とてもありがたい情報です。知らなくて外から使ってた・・・」

など、多くの声が寄せられています。

しかし中には、

「新鮮なものから選ぶと、後入先出しになって、食糧廃棄が増えるから、買いだめしない。すぐ使うなら古いものを買うようにしてます。」

「じゃあ緑が売れ残って廃棄になったら勿体ないし緑から買うよ」

と、フードロスを意識した声も。

投稿者の、八百屋歴10年・青髪のテツさんに話を聞いてみました。

ーー「古いものが売れ残ったらもったいない」という意見についてどう思われましたか?

青髪のテツ:気遣って買物をしてくれてるのが嬉しい反面、やはり消費者の方には良いものを選んでほしいです。

私達は発注量、陳列量を調整して常にいい状態のものを売場に並べ、悪くなってきたら早めに値引いて廃棄を減らすことが仕事なので、消費者に気を遣わせてるのであれば申し訳ないなと感じました。

ーーなるほど、フードロスを意識することも大切ですが、より良いものを美味しく頂くことも素敵なことですよね。

では、カットされていない白菜の美味しい見分け方があれば教えてください。

青髪のテツ:芯が500円玉サイズのもの、葉脈が左右対称のもの、重いものがみずみずしくおいしい白菜です。

鮮度は頭を触ったときにフカフカしてないもの、芯の切り口が白いものを選ぶといいです。

ーーありがとうございます!最後に、青髪のテツさん的白菜のオススメの食べ方を教えてください。

青髪のテツ:この時期はやっぱりお鍋やクリーム煮ですね。個人的にはミルフィーユ鍋にはまってます。

ーー美味しい白菜料理で温まって冬を乗り越えたいですね!ありがとうございました。

◇ ◇

この他にも青髪のテツさんは、家庭でのフードロス対策や、値段相場予報など野菜・果物に関する情報を発信されています。

買い物上手になりたい皆さん、是非チェックしてみてくださいね!


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