海外旅行ガイドブック「地球の歩き方」とミステリーマガジン「ムー」がタッグを組み、世界中の超古代文明やオーパーツ、UFO、UMAなどの謎に「旅」と「オカルト」の両面から迫る新感覚ガイドブック「地球の歩き方ムー(異世界の歩き方)」が堂々完成。「出たら絶対買う!」「どこまで歩くのか!?」など、昨年秋の創刊予告以来、SNS界隈をざわつかせていた超異色コラボが2月10日、いよいよ発売の日を迎える。担当者によると、ネット書店では「前代未聞」の予約数を記録し、全国の実店舗からも「考えられないほど」の事前注文や店頭キャンペーンの相談が寄せられているという。気になる中身や反響の大きさについて、「地球の歩き方」担当プロデューサーの池田祐子さんに聞いた。
世界中に残る不思議に満ちたスポットの数々に、「地球の歩き方」と「ムー」が両方の視点から迫ろうというガイドブック。「何を信じるかはあなた次第!想像力を無限大に、世界を旅して自分の目で真実を確かめてください!」というコンセプトの下、一般論から奇想天外な説まで、眠れなくなるほど面白いパラレルワールド(同時並行世界)の魅力を掘り下げていく画期的な1冊だ。
まずは気になる巻頭特集の内容をチェックしてみると―。
・イースター島のモアイ像は「ムー大陸」の後継なのか!
・ピラミッドに残る謎の空間は、古代核戦争の軍事基地か
・地上絵が伝える宇宙からのメッセージとは!
・人智を超えたテクノロジー、ストーンヘンジの謎
・「空のオーパーツ」はアトランティスの痕跡か宇宙の使者か
・世界で目撃されるUMAは、恐竜の生き残りだった!
…どうです、わくわくしてきませんか?「ムー」の説によると、例えばイースター島のモアイは「幻のムー大陸」の遺産であり、エジプトの3大ピラミッドは「1万2000年以上前に海底に沈んだ幻のアトランティス大陸や宇宙」にルーツがある。誰もが知る有名な遺跡の旅行ガイド的な解説に、そんな“「ムー」的な視点”が加わることで、リアルな旅はもちろん妄想トリップまで楽しめる仕上がりになっているのだ。
他にも、UFOやUMAの出没地といった「実際に行ける『ムー』的スポット」を真面目に紹介したり、妖精やサンタクロース、イエティ、巨人、ツチノコ、河童、ドラゴンなど世界中の伝説や関連スポットを取り上げたり。さらにはムーやアトランティス、レムリアなどの幻の大陸の「歩き方」も掲載。折込特別付録の「不思議な世界MAP & 歴史年表」は、MAPの表が「地球の歩き方」、裏が「ムー」的な視点の作りになっており、年表には1万年以上前の幻の文明や未来の予言を記載するなど、旅好き、オカルト好きの心をくすぐる趣向が隅々までちりばめられている。
「今までにない自由なガイドブックで妄想トリップを!」
池田さんへのインタビューは次の通り。
—昨年9月、創刊告知時の取材では「想像力によって世界の見え方を変え、旅がもっと楽しくなる本を作りますので、ご期待ください」と仰っていましたが、実際に完成した今、率直な感想はいかがでしょうか。
「『地球の歩き方』はこれまで教科書に載るようないわゆる“定説”を中心に紹介してきましたが、今回『ムー』さんとのコラボにより、新しい視点で各スポットを紹介でき、今までにない『自由なガイドブック』を作ることができたと思います」
「私自身、これまでに世界80カ国以上で様々なスポットを巡ってきましたが、新しい発見が盛りだくさんの異色のガイドブックになりました。スフィンクスの秘密の横穴、ムー大陸の技術で造られたモアイ像、人気リゾートではなくアトランティスの遺構としてのサントリーニ島など、『もう一度行かなければ!』『知っていればあの時もっと楽しめたのに!』と思う場所が溢れ出てきました。何十年、何百年先には、今は異説とされる『ムー』説が当たり前の時代がくるかもしれません。読者のみなさまには『地球の歩き方ムー』を読んで、想像力を膨らませ、妄想トリップを楽しんだ後は、ぜひ旅に出て自分の目で真実を確かめてきていただきたいです」
—すでに予約がスタートし、発売も間近に迫っていますが、どういう反響が寄せられていますか。
「『地球の歩き方』としては前代未聞の数の予約をネット書店でいただいております。また、大変ありがたいことに全国の書店さんから『待っていました!』のお声とともに、今まで発行してきたガイドブックでは考えられないほどの事前注文と店頭でのキャンペーンのご相談をいただいております。前例がないことなので、全社一丸となって、手探りで対応させていただいております」
「Twitterでは発売前の『カウントダウンツイート』で反響をいただいておりますが、特に1月末に『見本誌完成』のツイートさせていただいたところ、『分厚い!!』『絶対買う!』『楽しみにしてました!』『本当に出るのか!』など、これまでにない熱いメッセージをたくさんいただき驚いております。昨年9月の創刊告知時よりも大きな反響です」
—あらためて、注目してもらいたいポイント、特に力を入れたページなどがあれば教えてください。
「UFOやUMA出没スポット、幻の大陸まで網羅した『世界ミステリーMAP』、超古代文明から未来の予言まで掲載した『世界歴史年表』、宇宙人とも会話できる(!?)世界共通言語『エスペラント会話集』、不思議スポット冒険用の『持ち物リスト』など、『ムー』さんとのコラボならではのガイドブック企画にぜひご注目ください」
「また、本文だけではなく、ページ下部の『はみ出し情報(歩き方+、ムー+)』や、ノンブル横の『モアイがUFOにさらわれるパラパラ漫画』など、細部まで濃密な情報や仕掛けがたっぷり詰まっておりますのでどうぞお見逃しなく!」
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書名「地球の歩き方ムー ~異世界(パラレルワールド)の歩き方~超古代文明 オーパーツ 聖地 UFO UMA」
2022年2月10日発売。A5判416ページ、2420円(税込み)。初回限定版には「特製着せ替え帯」とスマホ用特製壁紙がダウンロードできるQRコードが付いてくるほか、特製コラボTシャツなどの豪華オリジナルグッズが当たる読者プレゼントも初回版購入者のみ応募できる。
「地球の歩き方ムー」購入サイト https://www.arukikata.co.jp/guidebook/series/books/books8017166