寒い日に飲むホットミルクは美味しいですよね。でも「あの膜がちょっと…」という人もいるかもしれません。そんな人に朗報です。「ホットミルクを飲みたいけど膜が苦手!て方へ。温める前にお砂糖を混ぜ てから温めると膜ができにくいです。」と全農広報部の公式アカウント(@zennoh_food)がTwitterに投稿し、大きな注目を集めています。
投稿には、「小さい時からあの"膜"が大嫌いです 砂糖を入れて温めてみます」「ホットミルクの膜、ホントに苦手で…これやってみよう!!」などと『膜嫌いさん』たちからの感謝の声が続々寄せられる一方、「あの膜が良いのに」という『膜好きさん』たちから声も多数寄せられるなど、「ホットミルクにできる膜」への関心の高さがうかがええます。詳しい話を全農広報部の担当者に聞きました。
――こちらのツイートは再掲だそうですね
去年の12月くらいにつぶやきました。今回の投稿にも書きましたが、寒くなってきたのでホットミルクを飲んでほしいなと思い、また膜が苦手な方に向けてこの小技をお伝えできれば、との思いから投稿しました。
――冷たい牛乳にあらかじめ砂糖を入れて溶かしてから温めると、なぜ膜ができにくいのでしょうか?
牛乳は加熱することで、表面の水分が蒸発し、牛乳に含まれているタンパク質が熱で変性することで、白い膜になって固まります。しかし、あらかじめ、お砂糖を牛乳に加えておくことでタンパク質の変性をやや抑えることができ、加熱しても膜ができにくくなります。
――他にも膜をできにくくする方法はありますか?
今回は電子レンジで加熱することを想定してツイートしましたが、鍋に牛乳を入れて火にかけて温める場合は、かき混ぜながら温めていただくと、膜ができにくくなると言われています。
――ツイートに大きな反響ありました
多くの人に投稿を見てもらえて嬉しいです。これからの季節、ぜひホットミルクを皆さんに飲んでもらえたら、と願っています。
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さらに全農広報部は「note」でも「ジンジャーハニーミルク」「ホットラッシー」など、ホットミルクのアレンジレシピを紹介しています。ホットミルク好きの人はぜひこちらも見てみてくださいね。
▽JA全農広報部 note:「寒さの募る冬、ホッと一息牛乳を」
https://note.com/zennoh_pr/n/n0528d1c177b7