ピンポンした瞬間、チャイム自体が走り出す!? 斜め上な発想のカプセルトイ「マジでピンポンダッシュ」が話題

中将 タカノリ 中将 タカノリ

カプセルトイブランド「TAMA-KYU(たまきゅう)」の新商品「マジでピンポンダッシュ」がSNS上で大きな注目を集めている。

ピンポンダッシュと言えば玄関のチャイムを鳴らして逃走するという子供のいたずらだが、
「マジでピンポンダッシュ」はなんとチャイム自体が走り出すという驚きの仕様。その奇想天外なアイデアにSNSユーザー達から

「 朝から『誰が買うんだよコレ』と、ツッコミ入れてしまったが何となく欲しい。」

「昔小学生の頃にピンポンダッシュした経験ありましたけどあれなんだったんですかね
今でもやっている人いるのかしら… 」

「これが本当のピンポンダッシュだと言わんばかりのナイスネーミング!
だけどそれをマジで商品化するとは(^o^) 」

など数々の好意的なコメントが寄せられているのだ。

商品の企画を担当したエコードワークスの方にお話を聞いた。

ー:この商品の機能についてお聞かせください。

企画者:製品名そのままに、ボタンを押すとピンポンがダッシュします。ピンポンがダッシュする、それ以上でも以下でもありません。

詳しい使い方は以下になります。
①裏面のスイッチを押す
②車体を引く
③チャイムのボタンを押すと走り出す

ぜひボタンを押す時は大きな声で「ピンポーン」と元気よく口に出してみてください。声に出すことで"マジでピンポンダッシュ"しているドキドキ感をリアルに感じることができるかも…(笑)。

ー:開発にあたりこだわられた部分、ご苦労された部分などお聞かせください

企画者:「ピンポン(が)ダッシュする」というコンセプトを忠実且つストレートに体現すべく、「見慣れた呼び鈴そのままのリアルな佇まい」と「ボタンを押すと突然走り出す機能」の実現にこだわりました。

当初は台車部分に既成のねじ巻き式ゼンマイを使用する予定でしたが、そうすると本体側面に巻きネジの突起が出てしまい、呼び鈴としてのリアルな見た目を損うことになるため改善策を検討しました。台車をプルバック式にすることで突起は無くすことができますが、一般的なプルバックは後ろに引いて手を離すとすぐに走り出してしまい、「ボタンを押すとピンポンがダッシュする」というコンセプトを実現できません。

以上のような検証過程を経つつ設計担当者が知恵を絞り、一般的なプルバックにはないロック機能を独自開発。これによりゼンマイを巻いてからボタンを押すまでは静止状態を保ち、ボタンを押すとロックが解除され走行するといった機能を達成できました。

   ◇   ◇

"マジでピンポンがダッシュする"というアイデアを実現するためには、意外なほどの苦労があったようだ。

「マジでピンポンダッシュ」は全国に設置されているカプセルトイコーナーで購入可能。SNS上では売切れ情報も相次いでいるので、ご興味のある方は早めのチェックをおススメする。

「TAMA-KYU」 関連情報
Twitterアカウント:https://twitter.com/TAMAKYU_CP
YouTube:https://www.youtube.com/TAMAKYU_CP

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