日常生活で体験した背筋が凍る話を描いた漫画が話題です。漫画をツイートしたのは、SNSでさまざまな体験談を募集して漫画に描く「しろやぎ秋吾(@siroyagishugo)」さん。今回話題になった漫画は「ひとこと体験談 ちょっと怖い話」に応募されたお話です。
ベランダで洗濯物を干していたら、魔の手が!?
女性がベランダで、洗濯カゴに入った洋服を干しています。するとガラス戸の向こうに人影が。「ガチャ」…なんと、幼い男の子が笑顔で鍵を閉めちゃった。振り返って状況を把握した女性が、血の気が引いた顔で「1階のベランダだったことが救いでした」とコメントします。
この4コマ漫画に描かれた「ちょっと怖い話」に震える皆さん。そして「子育てあるある」を証明するかのように、同じような体験をした人や、鍵を閉めちゃった側の人からの体験談が多数寄せられました。
鍵を閉められちゃった人たちは…
「上の子にやられました 2階から通りすがりの方にお願いして、管理人さん呼んでもらい、セコムが来るまで閉め出し 真冬じゃなくてよかったです それ以来隣の部屋の鍵を開けておくようにしました」
「私も玄関でやられました。換気の編み戸がついているのでしゃがんでわずかな隙間にへばりついて中で泣いている娘をさとしながら(不審者確定)誘導し奇跡的に開けてくれました。ほんとに数秒の油断ですね。。」
「一度やられてからトラウマで、ベランダで洗濯物干す時は必ずサンダルをサッシのところに挟んで完全に閉まらないようにしてました」
「上の子にやられました…幸い低層階だったので下を通った方に管理人さんを呼んで貰い、脚立を使って近く迄来て貰ったものの届かないので携帯を投げ貸して貰い親と旦那に連絡を取り…4時間後に室内に戻れました。妊娠5カ月、室内の子もまだ1歳で危なっかしく終始ドキドキでした。」
「すごくわかる怖い話です。私もやられました。真夏に10階でやられたときは詰んだと思いました。気合で念を送って開けてもらいました。」
実は、筆者も経験者です。娘が何歳の時だったか忘れてしまったのですが、ベランダにいる間に鍵を閉められてしまいました。焦りが伝わると絶対に開けてくれない予感がしたので、娘を刺激しないように平静を装い、鍵を開けるように手振りで必死に伝えてなんとか開けてもらいました。2階で地上にも降りられそうでしたが、降りても家に入る手段がなかったのでずっと背中はゾワゾワ。思い出すだけでコワイ。
鍵を閉めちゃった人たちは…
「自分はこれ母にやったことあるみたいですwww 2階のベランダに閉じ込めてごめんねおかあちゃんw」
「僕が幼児の頃、同じように母をベランダに締め出した事があるそうで… 当時はマンションの6階に住んでおり自力での脱出は困難でした。結局小一時間程経過した後、偶然隣人がベランダに出てきたので声を掛けて救助してもらったそうです。すまぬ…すまぬ…」
「私これ真冬に父親にやり1時間閉じ込めた。律儀にカーテンも閉めてた(*゚ロ゚*三*゚ロ゚*) 2歳児。」
一方、閉めてしまった側のかつての子どもたちからは反省する声が集まりましたが、悪気はないですから仕方がないですよね。
たくさんの人が締め出されていてゾッとしました
しろやぎさんに聞きました。
──とてもわかる「ちょっと怖い話」でした。
あるあるネタで共感してもらえるかもなと思い漫画にしました。リプで沢山の人が締め出されていてゾッとしました。
──体験談はいつから募集しているのですか?
9月の終わり頃だったと思います。ひとこと体験談で色んなテーマで募集しているうちのひとつがちょっと怖い話でした。
──どんな「ちょっと怖い話」が採用されやすいですか?
日常で誰にでも起こりそうな怖い話だと多分採用します。
◇ ◇
ひとこと体験談は「ちょっと怖い話」のほかに、「これだけは家族にやめて欲しいこと」「子供から言われてショックだったひと言」「どうしても許せなかった異性の言動」があります。思い当たることがあったら応募してみては。
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※ フォロワーさんの体験談というのは同じですが、こちらは本当に怖いです