「キッチンバットから始まったミサイルの体重測定。 赤いお鍋はミサイル専用となり、すっかり乗りこなしています」
生後9カ月を迎えたばかりのポメラニアンの子犬・ミサイル(@msl_pome_pome)ちゃんの、小さなころから今までの体重測定の様子を紹介する投稿が話題になりました。生後2カ月から始まり、4カ月→6カ月→8カ月のタイミングで撮影していますが、最初のころはキッチンパットの上に乗っていたのが、大きくなると「お鍋」の中に入れられて測られるように。
その変遷に「可愛さ半端ない」「お鍋の妖精さんや…」「もふもふが鍋から吹きこぼれてる」といった声が。ミサイルちゃんが大きくなっていく姿にも「顔つきも変わってきますねぇ〜4枚のおてて可愛い」「年月と共ににじみ出てくる余裕の表情がグッド」など、あたたかい眼差しが寄せられています。
飼い主さんに投稿の経緯を聞きました。
――体重の変遷について教えてください。
ツイートでは最初の写真の時期について間違えて投稿しており、正しくは「生後2カ月→4カ月→6カ月→8カ月』となります。…ミサイルの体重は我が家にお迎えした生後2カ月頃わずか377gしかありませんでした。生後8カ月の現在は約1.9kg、半年で+1.5kg以上も成長してくれました。
――写真からも成長ぶりが伝わってきます。
しかし、当初は慣れない環境の為かほとんど食事に手をつけず、痩せ細らないか心配で仕方なく、体調管理の一環として体重測定をすることが朝の日課になりました。最初はキッチンバットに乗ってもらっていたものの、大きくなるにつれ使わなくなった赤いお鍋で測るようになりました。
――赤いお鍋がミサイルちゃんによく似合っていますね。
ソワソワしていたミサイルも、今ではお鍋の中でおすわりしながら記録をつける様子を見守ってくれています。最近はランプの魔神…ならぬ、お鍋のポメラニアンといった具合に馴染んできて、主のように座っているのがとても可愛いです。
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「寝ている間に家族が外出する気配を察知し慌てて駆けつけるも、スリッパしか残っていなくて打ちひしがれています」。…ミサイルちゃんはこんな投稿でも話題になりました。
――まるで哀しみにくれるエビフライのようです。
ミサイルが寝ている間に家族が外出の準備をしていたのですが、ギリギリ気づいた時には既に家族がお出かけしてしまった後でした。呆然と玄関を見ていたと思ったら、壁に寄りかかって悔しそうに手をついていたんです。生後8カ月でこんなに哀愁漂う背中を見せるんだなと妙に感心してしまいました。
――確かに壁についた小さな右前足からも無念の思いが伝わります。
家族もイジワルではなく寝ているミサイルを起こさないよう配慮してくれたのですが、お見送りできなかった事が本当にショックだったみたいです。暫く玄関から離れませんでした。
――その後はどうなりましたか。
なだめ続けてようやくリビングに戻った後はふて寝してしまいました。家族が帰ってくると飛んだり跳ねたりお祭り騒ぎで大喜びし、たくさん撫でてもらって上機嫌でした。
――それは良かったです!最後の質問ですが、子犬を育てることは楽しくも大変なことも多いと推察します。一番気をつけていらっしゃることは何ですか。
ミサイルがミサイルらしく育てるよう、気持ちを尊重する事を心掛けています。
――それは一番大事なことですね。
例えば、ミサイルはお客様が大好きで喜びのあまり跳ね回ります。しかし、フローリングではしゃぐと足元が滑って足腰に負担がかかりますし、お客様を驚かせてしまう危険性があります。ダメ、と言ってしつける必要もありますが「人が大好きなミサイルの気持ち」を蔑ろにしないよう、カーペットを敷いたり、お客様にミサイルがどんな子か事前説明し、ご了承いただいた方に遊んでもらうなど対策をしています。
ミサイル自身も「待て」や「おすわり」等の落ち着く術をもっていますが、私たち家族も環境を整える事でミサイルが楽しく過ごせるよう、また、努力や我慢が一方通行にならないよう気をつけています。
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小さな身体にあふれんばかりのエネルギーがいっぱい詰まったミサイルちゃん。全力で周囲に向ける愛情表現が、見るものの心を明るく照らしてくれます。その成長が日々綴られるタイムラインをこれからも見守っていきたいですね。