今回は、キンキンに冷えた水と大きめのコットンさえあれば、誰でも手軽にできるスキンケア法をご紹介します。トータルビューティープロデューサーの私が考案した「ASM水肌パッティング」は肌のトーンが明るくなり、ほうれい線やシワも解消。小顔効果も期待できます。1日2回で瞬時に結果を感じられるスキンケア法。いまからでも遅くありません。
氷水だとより効果的!毛穴が小さくなり、きめ細かな肌を実感
美しさを保ち、ゆっくりと歳を重ねていくには、お肌の状態を常にキープすることがとても大切です。お肌に必要な化粧品を選び、いかに気持ちよく毎日のスキンケアが続けられるかがエイジフリーを目指す私たちには必要不可欠ですね。
実は私自身、20歳ぐらいまでモデルやタレントをしていた時期がありました。メイクしてもらう機会が多かったのですが、アレルギー肌の私はティッシュペーパーで拭き取りをしても肌が荒れるんですね。
そこで、思い出したのが母のこと。母は昔からガーゼを水に濡らして、お化粧の拭き取りをしていました。私はこの方法を、氷水とコットンで応用することにしました。コットンを氷水につけて軽く絞ります。メイク落としの際、このコットンで拭き取ることを習慣にしました。
そして、洗顔後、同じように冷たい水がしみ込んで少し重くなったコットンに、アクアパッティングローションをつけて、パッティングすることを始めました。たたく作用と冷やす効果で、お肌が見る見る引き締まっていきます。ショーの前のモデルに行えば、強いライトでもメイクが崩れないということも分かりました。これが「ASM水肌パッティング」につながっていきました。
その後、関西から上京し、きものデザイナーに。NHK紅白歌合戦の出演歌手の衣装も制作し、ファッションモデルの学校も開校。その際、このASM水肌パッティングもプログラムに採り入れました。
最初は驚いていた未来のモデルたちも、瞬時に毛穴が小さくなり、むくみが取れ、メイクの乗りが最高に良くなることを実感してから、みんな夢中になり、毎日行うようになりました。その後、私は渡米。ニューヨークでもこの水肌パッティングを広め、既に出版もしています。
おうち時間を利用し、ASM水肌パッティングに挑戦!
実は猛暑はお肌には大敵です。夏は冬に比べると乾燥というイメージは少ないかもしれませんが、エアコンの風など乾燥する要因はあります。ましてや紫外線も強く高温多湿。コロナ禍でのマスク着用でベタつきやかゆみの原因にもなります。
【用意するもの】
①コットン(縫製されていないもの)4〜5枚
②氷水(割合は氷7:水3※ミネラルウォーターか浄水器を通した水がおすすめ)
③ボウル
④タオル。
⑤SKIN ASM「アクアパッティングローション」(※これがあれば効果倍増。冷蔵庫などで冷やすことをおすすめします)
【ASM水肌パッティング方法】
①コットンを氷水につけ、たっぷり水を含ませた後、軽く絞ります。
※角質層まで浸透し、保湿成分がお肌を引き締める効果が期待できるSKIN ASM「アクアパッティングローション」があれば、2、3滴コットンに染み込ませます。
②コットンを揺らすので、コットンは上部あたりを、人さし指と中指で持ちます。
※首もとにタオルをかけておくと水が飛び散っても気になりません。
③コットン部分を振り子のように振りますが、肌に当てるのはコットン部分だけです。指が当たらないように注意してください。ビシッビシッと音が出るくらいを目安に、リズミカルに肌に当ててください。肌に当たった時、気持ちよく感じられるくらいの強さがいいでしょう。
④パッティングの順番としては、右ほおを内側から外側に→あご→左ほおを内側から外側に→おでこ→鼻は左右の側面と正面とに分けて→目の周りはソフトに優しくパッティング→再度、おでこ
目安は1日2回
基本的には、メイクの前にASM水肌パッティングを行いましょう。できれば、朝のメイク前と、夜の洗顔後に行うのが効果的です。時間は10分をメドにしましょう。夏は、氷水でパッティングするとひんやり気持ちよく、疲れた肌もしゃきっとします。劇的に肌の状態が良くなり、美しくなるので、男女問わず、チャレンジしてみてください。