飼い主にごはんの時間を忘れられ、お皿を延々とカタカタ鳴らすロシアの猫ちゃん動画が、最近ネットで話題になりました。いくら飼い主さんがなだめても、後ろ姿のまま食器を鳴らし続けて静かに怒っていた猫ちゃん。
そんなロシアの猫ちゃん動画に対して、「柴犬の場合🐶 」と、柴犬まるさん (@marutheshiba) がツイッターに投稿した動画が、「やけくそ感半端なくて好き」「まさに柴犬!」と、大きな反響を呼んでいます。
「アピールがまっすぐ」
「飯 はよ よこせ!皿(*ノ・ω・)ノ⌒。ぽーい」
「雑っ((((;゚Д゚)))))))」
「猫より犬の方がいじけるような気がしてたけどこれは‥」
「意思表示ちゃんとしてる!」
「昭和の父親みたいな感じがする」
「寺内犬太郎一家」
「動画再生したらうちの犬が吠える吠える」
「これだから柴はかわいい」
今回、記事に掲載したのは2018年にツイートされたものですが、ロシアの猫ちゃんのツイートを受け「柴犬の場合」とした柴犬まるちゃんさん。
爆笑のリプライも殺到した動画の冒頭で、「ワンワン!」とおやつを要求しているのは、柴犬まるちゃんさんの愛犬、まるちゃん。12歳になる柴犬の男の子です。
まるちゃんは飼い主さんの「皿持ってきて」の声で、隣室から自分のお皿を持って来ます。なんてお利口さん!と思った直後、まるちゃんはくわえてたお皿をポーン‼︎ そして、「どう?豪快でしょ?さぁ、おやつください‼︎」と言わんばかりに、ニコニコ顔で飼い主さんを見つめます。
後ろ姿のまま、カタカタお皿を鳴らしていじけ続けたロシアの猫ちゃんに対し、豪快にお皿を放り投げてドヤる柴犬。猫と柴犬のすさまじい反応の違いについて、動画を投稿した飼い主さんにお話を伺いました。
ーー固定ツイートにもあるように、お皿投げはまるちゃんの得意技なのですね。
「まるはおやつ欲しさに皿投げをするんです。以前から、おやつ欲しさに待ちきれなくなった時に、たまたまそばにあった皿やトレイを投げてアピールしてました。それに私たちが面白がって反応しておやつをやり……の繰り返しで、芸のようになったのだと思います。投げ方には強弱があるのですが、食べたい欲求と比例しているのでしょうね」
ーーまるちゃんの豪快な反応を見慣れている飼い主さんは、ロシアの猫ちゃんの反応をどんな風に思われましたか?
「猫ちゃんのすねてふてくされた感じが人間っぽくて可愛いです。斜め後ろからの背中に哀愁さえ感じられます」
ーー「皿持って来てって言ったらちゃんと取ってくる」「言葉分かってる♡」というリプライもありましたが、まるちゃんは飼い主さんの言葉をしっかり理解しているんですね。他にもまるちゃんが理解している言葉は?
「散歩行く?ご飯食べる?痒いところがある時は、掻いては?と言えば手をあげて反応しますし、あとは、家族や犬のお友達の名前などですね」
ーーお皿投げはおやつの度のルーティンなのですか?
「いいえ、ルーティンではありません。今はこちらから、皿持って来てと言わなくても、おやつが欲しいアピールのために皿を持ってきて投げつけてきます」
ーーまるちゃんは呼び鈴を鳴らしたり、飼い主さんの「バーン!」に倒れたポーズもできるとか。
「おやつのためなら芸はすぐに覚えてくれます。なかなかこちらの思ったように反応してくれない時もありますが、それもまた愛嬌で可愛いです」
ーー飼い主さんの思う”柴犬の魅力”とは?
「自分本位で、人間に執拗に取りいらない。そこがまた可愛いですね」
◇ ◇
ごはんを忘れた飼い主に対する、静かに怒り続けるロシアの猫ちゃん VS 豪快すぎる柴犬のおやつ催促。柴犬に限らず、それぞれ反応や個性は違えど、どの猫もどの犬も、楽しくて愛おしい存在であることは間違いありませんね。