「トコトコ…コテン」22万人が歓喜した子猫の添い寝に「大好きが伝わる」「投稿ありがとう!」と海外からも絶賛

はやかわ かな はやかわ かな

「永久保存版クラスに可愛いの撮れたから見て!!! 」と、愛猫の可愛い動画をツイッターに投稿した、ぷー(じゃんぐる堂)さん(@pooh_hekokiya)。そこに映っていたのは、ベッドの上でまどろむ子猫…と、そこへトコトコやってきたもう1匹の子猫。

やってきた子猫は、まどろむ子猫のそばに寄り添い、そのままコテン!と添い寝。そのあまりに可愛くて愛に満ちた2匹の様子に、「可愛すぎる!」という歓喜のリプライが世界中から殺到しました。

「可愛すぎる、可愛すぎるやん!!」
「Me and uuuuuu」
「大好きが伝わる…」
「とことこ、こてん、の絶妙なタイミング!!」
「アッこれは…世界が平和になる……」
「薄目で”いいっすか?”て見てんのぐうかわ」
「尊いが急に襲ってきて、びっくりしたじゃんw」
「ありがとう投稿ありがとう滅茶苦茶可愛いありがとう!」

動画を投稿したぷー(じゃんぐる堂)さんによると、最初にまどろんでいたのは、アメリカンショートヘアのような渦柄の薄虎(うすとら)くん。後からトコトコとやってきたのは、ポツポツ模様の茶トラ、濃虎(こいとら)くん。どちらももうすぐ生後4カ月になる、オスの兄弟猫です。

それにしても、映画みたいに絶妙なタイミングで寄り添う兄弟。いったいどんなふうに撮影されたのか、飼い主のぷー(じゃんぐる堂)さんにお話をうかがいました。

ーー2匹がものすごく仲良しなのが伝わってくる動画ですね。どんなタイミングで撮影されたのですか?

「薄虎(うすとら)が目を閉じたままニャーニャー鳴いている様子が面白かったので、それを撮るつもりでスマホを向けていました。すると、薄虎の鳴き声に気付いた濃虎(こいとら)が横からスタスタと近づいて来ました。2匹が別々にいることは少なく、遊ぶのも寝るのも一緒の仲良し兄弟です。特に濃虎が薄虎のことを好き過ぎて、いつも強引にくっついて行くので、あの動画が撮れました」

ーー撮影されている時は、どんなお気持ちで?

「あまりに可愛かったので思わず声を出しそうになりましたが、『この動画をTwitterに上げたい!』という気持ちで何とか堪えました」

ーーわかります(笑)。2匹の兄弟猫とはどんな風に出会ったのですか?

「一時期は猫12匹、大型犬1匹の大所帯だったこともありましたが、昨年5月に最長老の21歳の猫とお別れをして、猫2匹まで減りました。家族で相談したところ、自分たちの年齢を考えると、そろそろ子猫からお迎えするのはラストチャンスなのでは…ということになり、それなら今回は初めて飼った《茶トラ》猫にこだわって、茶トラの兄弟猫を探そうということに決まりました」

ーーそれで濃虎くんと薄虎くんを迎えることになったんですね。

「なかなか良いご縁がないまま1年が経ち、偶然Twitterで見かけた里親募集のツイートが《茶トラ》で《兄弟》で、しかもご近所だったので、すぐに子猫たちのお母さん猫の飼い主さんに連絡を取り、奇しくも昨年亡くなった猫の一周忌の日に、2匹を我が家に迎えることになりました。我が家にお迎えした日から1カ月以上が経ちましたが、体重が倍になり、赤ちゃんのホワホワした毛から、ツヤッとした猫らしい毛になってきました。イタズラのスケールも日々大きくなって、次は何を破壊されるのだろうと家族で戦々恐々としています」

ーーツイッターに投稿されていた今回の動画のロングバージョンには、少し不機嫌そうな先住猫さんも背後に映っていましたね(笑)。

「現在6歳のメスの『もなか』は保護猫で、子猫たちが来るまでずっと末っ子で、自分より年下の猫を知らなかったので、子猫たちが来た時からシャーシャー威嚇しっぱなしでした。慣れるまで時間がかかりそうだと覚悟はしましたが、最近ようやく近くにいてもうならなくなりました。ただし、子猫たちが来るまで自分が末っ子でチヤホヤされていたせいで、人間が子猫のほうを可愛がっていると露骨にむくれるので、ご機嫌を取るのに苦労しています」

ーーもう1匹の先住猫、焼きのりくんと子猫たちの仲は?

「焼きのりは現在10歳で、最近ようやく落ち着きが出てきましたが、運動神経が抜群で、高速で走り回ったり、冷蔵庫など高い場所に飛び乗るのが得意です。来客が苦手で、”ピンポーン”の音で布団の中に逃げ込む超ビビリです。焼きのりは面倒見が良く、子煩悩な性格なので、わりとすぐに子猫たちに慣れてくれました。子猫たちも焼きのりには擦り寄って甘えていますが、時々しつこ過ぎて怒られています」

 ◇ ◇

2匹の先住猫たちからいろんなことを学びながら、日々成長している濃虎くんと薄虎くん。飼い主さんによると、「好奇心旺盛な濃虎が高い場所など新しい遊び場を開拓し、怖がりで慎重な薄虎がそれを真似して遊び出します」とのこと。

やんちゃな濃虎くんは、その元気いっぱいな姿が時折ツイッターで話題になることから最近、飼い主さんから「バズ太郎」というニックネームをもらいました。これからも2匹の面白くて可愛い様子が楽しみですね!

飼い主のぷー(じゃんぐる堂)さんは、リイド社刊、時代劇漫画雑誌『月刊コミック乱』に『お江戸八百人間模様』(じゃんぐる堂)不定期連載中の漫画家さん。

同人誌では、同じく漫画家のお母さん、母セツコ・山田(猫おばさん)さんと、猫や日常漫画などの合同誌を発行中。今秋には、濃虎くんと薄虎くんの本も発行予定だそうです。

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■初めて飼った茶トラの猫をモデルにした母セツコ・山田さんの漫画作品『一丁目のトラ吉』

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