猫の注射で「詰んだ」漫画に大爆笑 「犬も猫も飼い主の服装をよく見てる」「わかり過ぎて笑いが止まらない」

太田 浩子 太田 浩子

 天真爛漫で笑顔いっぱいの犬くんと、クールで渋めのお顔の猫さん、そしてトカゲちゃんと暮らす漫画家の松本ひで吉(@hidekiccan)さんが、5月9日に公開した「犬と猫どっちも飼ってると、ファッションに気をつかって毎日たのしい」という漫画が話題になっています。

 犬くんは松本さんの服装をよく見ていて、お出かけスタイルのときには「連れてって~!」というものの、「お留守番」と言われればあっさり諦めます。ところが、ちょっとそこまでというカジュアルスタイルのときには、ねばれば連れていってくれることを知っている。諦めずにへばりつき、しっかりお散歩に連れていってもらいます。服の種類がわかるなんて不思議ですが「きっと人が大好きで、よく見ているからなんだろうね」と松本さんは考えます。

 一方、猫さんもよく見ている。しかし、犬くんとは全く異なる視点で…。

 猫さんの漫画では、なぜか長袖長ズボン、スカーフに手袋姿で肌は出さない主義?のファッションに身を包んでいる松本さん。そう、今日は猫さんのワクチンの日。嫌がる猫さんに爪を立てられ傷をつくられてきたこれまでのワクチン接種から学び、鉄壁の守りで挑みます。が、「詰んだ…」。猫さんは、服装の“すき”をよく見ていた! 守り切れていない上着の中を登る猫さんに、松本さんの悲鳴が。

 犬も猫も飼い主をよく見ていて、一枚上手だと共感しちゃうこの漫画に「ウケる~!!」「わかり過ぎて 笑いが止まらない」「痛そう(大爆笑)」「動物たちはよく見ている…いろいろと見ている…」と大爆笑。9.1万いいねがついています。松本さんに話を聞きました。

──漫画はほぼ実体験ということですが、実際にお腹は流血?

 傷というより穴が開く感じのやつだったので、流血沙汰ってほどではなかったです。いい子ですよね。

──穴…(苦笑)。ワクチンの時はいつも大変なんですか?

 いつも押さえるので大変です。上へ上へと避難するので顔まで登ってきます。くわえて、大きな声で悪態をつきます。

──今回は、鉄壁の守りのはずだったのに…お腹にはいってきたときはどういう心境でしたか?

 「あ、もうダメだ」って思いました。

──次の病院はつなぎ服やトップスインがよいのでは?というコメントがありましたが、どんなファッションにしましょう?

 フォロワーさんより耳寄りな情報をいただきました。ねこは洗濯ネットにいれると扱いやすくなるそうです。自分のファッションより猫のファッションの方が問題だったようです。

 小さいころから一緒に暮らしてきた猫さんと犬くんは、まったく異なる性格ながら兄弟のように思っているそう。松本さんのツイートには一緒に寝たり遊んだりする2匹の画像も投稿されています。「3月にねこが、4月にいぬが無事12歳の誕生日をむかえました。ちょっとだけ老いを漂わせ始めていますが元気でおります」と松本さん。

 現在、全6巻の漫画『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』の単行本を出版しているほか、猫さんと犬くんのLINEスタンプも発売中。動くスタンプもありますよ~!

■犬と猫 LINEスタンプ https://store.line.me/stickershop/author/481646/ja
■漫画『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい(6)』単行本(Amazon) https://www.amazon.co.jp/dp/4065229995/

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