玩具や模型メーカーのバンダイが、カプセルトイ自販機をトラックに載せて移動し、いつでもどこでもガシャポン売り場を展開できるユニークな新サービス「ガシャポンキャラバン」を始動させます。自販機や商品、大型モニターなどを1台の4tトラックに積み込んで輸送するため、トラックが走行できる場所でさえあれば、日本中どこでもガシャポン売り場に。まずは3月12日（金）から28日（日）まで、三井アウトレットパーク仙台港（仙台市）に登場。今後は4月下旬から誘致を受け付け、随時開催していく予定です。
ガシャポンはバンダイの登録商標。1977年、当時20円が主流だったカプセルトイ市場に異例の100円機で参入しました。以来、多彩なキャラクターと時代のトレンドに応じたラインナップで知られ、その人気は国内だけにとどまらず、近年は外国人旅行者の手軽なお土産などとしても重宝されています。
バンダイによると、イベント会場などでガシャポン商品の需要があっても、これまでは近くに売り場がなければ対応できないことも少なくありませんでした。このため、短期開催のイベントや、近隣にガシャポンの売り場がない地域などでも、“ガシャポン売り場を丸ごとお届け”すればいいのではないかと発想を転換。各地に「キャラバン」を派遣することにしたそうです。
ガシャポンキャラバンの特長は、「各イベントや要望に合わせて自由なレイアウトを展開できること」「トラックには大型モニターを設置しているため、イベントシーンに応じた映像と音楽の演出が可能」「展開場所に合わせて商品が選べるため、来場者のニーズに対応できること」という大きく3点。誘致に必要な料金は非公開となっており、バンダイは「誘致をご検討いただける場合には、別途ご相談させていただけますと幸いです」としています。
今後の展開予定は、3月12日（金）〜28日（日）に三井アウトレットパーク仙台港、3月31日（水）〜4月11日（日）に八王子市の三井アウトレットパーク多摩南大沢。いずれも期間中、ガシャポン売り場は常設ですが、トラックが登場するのは土日のみです。なお、開催状況が変更になる場合もあります。
【バンダイお客様相談センター】
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