「わかる人にはわかる、念願のペンションに来ました…」
1990年代に絶大な人気を博したミステリーゲーム「かまいたちの夜」（チュンソフト）の舞台となったペンションに関する投稿がSNS上で注目を集めている。件のペンション「ペンション＆コテージ クヌルプ」（長野県白馬村）を訪れ、その画像を紹介したのはコスプレイヤーのREDさん。
階段の壁、2階から見下ろした談話室、木目の廊下…ゲームをプレイしていた人にとっては懐かしさと恐怖がこみあげる風景たちに、SNS上では「シュプールやんけ！こんや12じだれかがしぬで」「かまいたちのペンションって実在してたんですね！」「2回ほど泊まりましたがホント最高です。トイレに今夜12時誰かが死ぬ…と、落書きがあったなぁ…。」など数々のコメントが集まっている。
REDさんにお話をうかがってみた。
中将タカノリ（以下「中将」）:クヌルプを訪れたきっかけをお聞かせください。
RED:「かまいたちの夜」をプレイし、そこで舞台となるペンション「シュプール」がモデルになったと知って、前々から訪れてみたいと思っていました。今回はスキー旅行で宿泊させていただいたのですが、ゲーム内でも同じシチュエーションなので、雰囲気も楽しめました。「かまいたちの夜」についてはPSPのリメイク版が初めてのプレイで、以降シリーズを通して遊んでいる思い入れのあるゲームです。そのため、クヌルプを訪れた際の感動もひとしおでした。
中将:僕も「かまいたちの夜」はやり込んだほうなので、REDさんの投稿を見て懐かしさでいっぱいです。クヌルプの宿としてのご感想はいかがでしたか？
RED:温かな印象を与えるウッドテイストの内装で、お掃除が行き届いており、きれいで清潔でした。朝夕のお食事も絶品で、ネットなどでも評判です。
ペンションを経営されているご夫婦もとても親切な方で、初めて行くゲレンデへの道を丁寧に教えていただきました。感染症対策もしっかりされているので、安心して宿泊できます。
中将:ゲームファンとしてなんだか嬉しくなりますね！SNS上の反響も凄まじいものがありましたが、ご感想をお聞かせください。
RED:思っていたよりも反応をいただいたので驚きました。同時に、「かまいたちの夜」のファンの方がそんなに多いということに嬉しい気持ちです。ゲーム内のペンションが実在するということをご存知ではない方も多かったようなので、これを機に訪れていただけたら良いなと思います。
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「今回のようにこうして多くの人に見ていただき、好きな場所やものの助けになれれば嬉しいです」とREDさん。
クヌルプは白馬三山・大雪渓の玄関口、猿倉に最も近い、森と清流に囲まれた一軒宿。八方尾根スキー場に近く、天然野天風呂「大日向の湯」も徒歩5分という絶好の立地にある。「かまいたちの夜」ファンの方も、そうでない方もぜひ訪れていただきたいおススメのスポットだ。
「ペンション＆コテージ クヌルプ」概要
所在地：長野県北安曇郡白馬村北城9343
公式サイト：http://www.knulp.jp/
